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第28話
「おいっ! ちょ、マジで!? ぁああ……本当にっ!」
流石にヤバいと思ったのか、気持ち良くなり過ぎて今にも失神しそうな所で玩具のスイッチを止める。
「流石に失神しちゃったら、面白くなくなっちゃうもんね……。 そういうのって楽しくないんじゃん! んー、なら、また、一回位イっておいた方がいいのかな? それとも、もう、僕のを挿れてイっちゃった方がいいのかな?」
「一回イかせてくれよ……その方がゆっくり出来るんじゃないか?」
「じゃ、僕が挿れて上げるよ……」
という疾風に目を丸くする翼。 それは一体どういうことなんであろうか。 翼は一回イきたいと言っているのに疾風は自分のを挿れると言っている。 この翼に付いているリングを外してから疾風のを挿れるってことなんであろうか。 それとそれとでは翼だって違う。 一回イってしまった方が今の状況では本当に楽になるのだが、このままイけない状態で挿れられたら本当に失神しかねない。
「とりあえず、四つん這いね……」
そう言うと疾風はゆっくりと疾風の中に自分のモノを挿れ始める。 やはり今日は玩具で沢山慣らしただけあるのであろう。 すんなりと翼の中に疾風のモノが入っていくのが分かる。 今ビデオカメラはベッドの脇に三脚を立てそこに置いてある。
もう一人居たならばちゃんと中に挿れる所をズームでとれるのであろうが、今は二人しかいないのだから、そこは三脚に頼るしかない。
「ぁあ……いいねぇ……お兄ちゃんの中……もう、トロトロっていうのも変だけど……柔らかくて……ぁ……あったかい……ふぅ……ん? お兄ちゃんが好きな所はココかな?」
奥の方まで挿れ翼のポイントを見つけ突こうとしたのだが、本当にこれ以上やってしまうと、翼が失神してしまいそうなことを思い出し、逆に奥は奥でもそのポイントだけを上手く外しながら腰を動かす疾風。
「うわぁ……ちょ……! な、何!?」
その言葉で翼が何が言いたいのかがわかったのか疾風は、
「だって、お兄ちゃん、いいところ突いたら失神しちゃいそうなんだもん……そんな状態で僕だけイっても楽しくはないでしょう?」
「なら、このリングを外してくれればいいだろ?」
「そこにあるリングを外したって、直ぐにイっちゃうんだろうしさ……それはそれで……楽しくないっていうのか……んー……やっぱ、こういうことって二人同時にイきたいじゃん!」
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