『Night And The City』スタイリッシュな大人向けロマンス
「第二回fujossy大賞・春」応募作の中から個人的「推し」を紹介するレビューの第五弾です。これでラストになります。  とあるバーを重要な舞台に、ジャズの曲やプレイヤー、音楽の雰囲気をふんだんに盛り込みながら、美しいバーテンダーを中心に展開するラブストーリーです。評者はジャズの知識もないし酒も飲めないのですが、めくるめくムードに耽溺します。スタイリッシュという言葉がぴったりはまる作品です。 ※拙作でバーとカクテルの場面を書いた時、McCoyさんが知識を補足してくださいました。ありがとうございました。  そしてイケメンが多い! 難があるとしたら、イケメンの数が多いので、もっとはっきりと差異化されるとイメージしやすいかなあ、と。そうすると、好みのイケメンを選べる(笑)。  しかし、個人的「推し」のいちばんの理由は、作者のMcCoyさんがみるみる成長していくところです。作品の初め、後の方、推敲前と推敲後、後で発表された作品と、どんどん上手くなるのをリアルタイムで見ていると、期待が高まります。(プレッシャーをかけてはいません!)  ひとりで静かに大人な作品を読みたい時にお勧めです。