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ゴリラでオメガで処女な僕

 オメガっていうのは大抵小さくて可愛くてアルファを誘う容姿を持っている。そう言われてるけどそうじゃないヤツだって居る。僕がそれ。  とある科学研究所で爆発事故が起きた。  遺伝子研究をしていた高性能大型遠心分離機の過剰稼働による爆発で世界にあらゆる動物の遺伝子が散らばった。  当初はただの爆発で何事もなかったように過ぎていったが数年経ったある日産まれた赤子には猫の耳が生えていた。  それから産まれてくる子供にはいずれも何かしらの動物の遺伝子が混在し、その特徴を持つようになった。  第一世代と呼ばれる子供たちが思春期を迎えた頃、更に重大な遺伝子異常が見つかった。  第二次性徴とともに彼らの中に、男の中に女性の、女の中に男性の染色体が組み込まれている、両性のような存在が現れた。  ごくごく少数の彼らは検査の結果、男性でも妊娠が出来る、女性でも妊娠させることが出来る、新たな性であることが分かった。  これを第二性、オメガバースと呼ばれるようになった。  調査を進めていくうちに、男の中に更に男性の染色体が組み込まれた性やその逆も発見され、性の分類が細分化され、第一性が男女に関わらず第二性が男であるものをアルファ。第二性が女であるものをオメガ、第二性が発現しなかったものをベータと呼ぶようになった。  それも今は昔。  いまでは地球上あらゆる人は動物の遺伝子を持ち、第二性が決められている。  そんな中ゴリラの遺伝子を持って産まれた僕は産まれたときから大きく、4000グラムの体重は母さんを苦しめた。メキメキと成長して小学生の頃には160センチを越えていたし、体重だって60キロ。  これはきっと立派なアルファになるだろうって言われていたのに、第二次性徴とともに分かった第二性はオメガだった。  オメガだからってここ最近は反差別運動とかで虐められたり、嫌がらせを受けたりなんてしない。  でも僕みたいなゴリラなオメガはそれには当てはまらないようだ。  学生時代は体格の良さ、オメガであることから他の可愛い系オメガには人気があった。  なんせ、襲われる心配はないのに見た目だけなら頼りになるから。  でも僕は争いごとは苦手だし、どちらかというと消極的な性格だ。    アルファからはオメガを侍らす、いけ好かない野郎って思われてるし、オメガからは同じオメガだと思われてもいない。 「え?明日から休み?なんで?」 「は、発情期来るから……」 「あ、やっだ~志郎くんにも発情期ってあるんだぁ。ごっめん、忘れてたぁ」  こんなことはしょっちゅうだ。  僕だって好きでオメガになったわけじゃない。  ますます僕の性格は内向的になっていった。  幸い、家族は僕のことを愛してくれていて、オメガだろうと気にすることはないって言ってくれてる。  あまりに難産だったため、母さんは僕を産むと身体を壊しがちになり、今は療養所で暮らしている。 「志郎ちゃんも早く素敵な人が見つかるといいわね、孫が見たいわ」  儚げな母さんのセリフは僕を傷付ける。それを隠すように僕は曖昧に笑っては療養所を後にする。  なんとか高校を卒業して、社会人になっても、僕の性格は変わらない。オメガだからって仕事に差別はないとはいえ発情期を抱える身なうえ、この性格のため、就職先を見つけることが出来ず、僕の仕事は日雇いの肉体労働が主だった。  今日は工事現場での資材運びが主な作業内容。力だけは有り余ってるから、人が二本持つのがやっとの柱も、六本は軽く持てるので重宝されている。 「ゴリくんが居て助かったよ、はい今日の手当。また今度あったら頼むな」  名前すら覚えてもらえてないけど、それでも役に立てたことが嬉しい。僕は給料袋を握りしめて帰宅の途に付いた。  父さんは母さんの療養所に入り浸ってるので帰ってもいつも一人。そろそろ発情期だから今父さんに居られても困るからそれはそれで構わない。  抑制剤を飲んだところで自室に籠もる。 「薬よし、水よし、後はゼリー飲料だな」  籠もる準備をしていたら、インターホンが鳴った。 「シロウサギ急便です~お荷物届けに参りました~」  頼んでいた荷物が届いたようだ。僕は急いで玄関に向かった。  ドアを開ければ美人としか言いようのない配達員さんが小さな箱を持って待っていた。 「ありがとうございま……」  受け取る時に手が触れて、僕は……発情してしまった。 「……ぁっ♡はぁぁっ♡はぁ♡」  ドアを開けた状態で荒い息を上げた僕を配達員さんはどう思うだろうか?これまで発情期に誰かと接したことなどなかった。  お見合いやマッチングサイト、そういうお店、今はいろいろな方法で相手を見つけることが出来るのにこれまで僕は一度も利用したことがなかった。  つまり、処女だ。  だから、発情中にアルファに触れるなんてことは初めてで…… 「大丈夫ですか?」  配達員さんも驚いているのだろう、慌てたような声色で僕を気遣ってくれる。  こんな些細な言葉ですら、アルファから声を掛けてもらえたことがなかったから僕の熱は急上昇した。  配達員さんが持っている箱を奪いバリっと破ると中から出てきたのはバイブ。  今日からの発情期でとうとう自分で処女を捨てる決断をした僕が1週間前に頼んだものだ。  指やペンで探ってもどうしても中でイキきらず、仕方なく前だけでイって凌いで来たけれど、限界だった。 「む、むりっ♡これぇ、これ挿れるのぉ♡」  パッケージを破り捨て、口に咥える。可愛いピンクのバイブは初心者向けのほっそりタイプ。ちょっとカリ部分が曲がってる程度で凹凸は少なめ。  シリコンのニオイがするのが残念だけど、仕方ない。  無我夢中でしゃぶりつくと僕の口から唾液が溢れる。それを音を立てて啜りながら、顔を上下する。頬をすぼめるとカリの部分が内側に触れる。 「あっん♡くち、のなかぁきもちいぃ」  垂れた涎を擦り付けるように舌を絡ませバイブを舐め回す。自分の涎にすら興奮して、僕のアナルから汁も溢れる。  立ってることができなくなった僕は玄関の上がり框に腰をぺたりと腰を下ろし、ズボンの上からアナルへと指を添えた。 「あっすご、いっ♡ズボンまで、びちょびちょ♡あ、ゆび、はいっちゃ、うっ♡」  ズボン越しに挿れた指が奏でる淫靡な音が玄関にこだまする。  ぐちゃ、ぐちゃっという音に煽られて、バイブを咥える口も激しさを増した。 「ぁっ♡んっはぁ、んちゅ♡」  発情の熱でヤラれた僕の身体は抑えることすら考えずに、イヤラシい言葉が次々と湧いて出る。 「おちんちん、早く、ほしぃ。僕のぐずぐずのおしり、に、あっ♡このおちんちん、挿れ、たいっ。もうい、い?挿れて、い?」  アナルを弄る手も、バイブを握る手も離すことが出来ない僕は身体を捩らせる。  挿れたくて仕方ないのにどちらも離せない。どうしたらいいのかと考えながらも手は一切動きをやめようとはしない。  そんな僕の目の前に、新たなおちんちんが現れた。 「こっちも、出来る?」  目の前のおちんちんが喋った。  手にしているバイブなんか目じゃないほどに大きくて赤黒くて太くて立派なおちんちん。  鼻をすするとちょっと生臭いニオイとおしっこのニオイ、それからバナナみたいな甘いニオイがした。 「できる、できるの」  僕はそのおちんちんに挨拶のようにちゅっとしてそのニオイを存分に吸った。 (甘いの、いいニオイ)  それからさっきバイブにしたようにすっぽり口に咥えようとして、すぐに喉の奥に当たってしまった。 「ん゛、ぶっはぁ。おっき、いの、はいん、ないっ、んはっ」  辛くて仰け反る頭を押さえつけられて、また喉の奥におちんちんが当たる。  無理やり頭を動かされ、口の中が暴かれる。最初は辛かったそれがだんだんとコツを掴むと息苦しささえ快楽になり、僕は必死でおちんちんを頬張った。 「あーイイわ、きもちイイ。図体でけぇのにオメガなんだ?俺に触って発情しちゃった?そうだよなぁ、俺年中発情期だからさぁ」  おちんちんが、否、配達員さんが僕の口をオナホのようにして腰を動かす。 「おかげでこうして、オメガ食えるから、いいけどな。あんたゴツイけど、なんの動物なの?」 「あっ♡んぶふぅ、ご、ごり……ごりらぁっ、んはぁ♡」  引いたタイミングでなんとか告げると配達員さんが大きな声で笑った。 「うはっ、ゴリラでオメガとかマジかよ、うわぁかっわいそー」  笑いながらも腰は一切休まない。 「じゃ、なに?もしかして処女?普通のオメガだったら、こんなほっそいバイブで満足するわけねぇもんなぁ」  処女と言われて首肯をする。 「おちん、ちん。はじ、めて、あっ♡ぼく、はじめ、てなのっ♡おちんちん、おいし、いの。もっと、ちょうだい?」 「はいはいあげますよーその前に一回出しとくわ、っと」  そう言うと配達員さんは更にスピードを上げて僕の口を蹂躙した。  もう僕のアナルが開閉して、それが欲しいと訴えている。口いっぱいのおちちんが僕の意思など一切無視して動いているのが、堪らない。 (あっ♡奥ぅ、おく突かれるのっイイ♡のどちんこ、ぐってするの、イイ♡あぁっ♡)  僕ののどちんこが性感帯になるのと、そこに熱い精液が吐き出されるのは同時だった。 「ここじゃ満足させてやれないから、場所移動するぞ」  出された精液を味わっていると配達員さんに促され、僕は四つん這いのまま自室に向かった。 「あーあーゴリラっていうより雌犬?豚みたいだな」  早く行けと言わんばかりにお尻を蹴られる。そのたびにズボンの中でぐちゃという音が聞こえる気がして、僕のアナルがキュンと疼く。 (早くここに、おちんちん、欲しい♡)  自室に着くと服を剥ぎ取られ全裸にされた。配達員さんは着痩せするみたいで結構筋肉質だったけど、それでも僕のほうがごつい身体だった。 「さっすがゴリラ、すげぇ筋肉してんな。あ、これパイズリいけんじゃね?後で試そうぜ」  ベッドに寝かされておっぱいを揉まれてるけど、今欲しいのはそこじゃない。  僕は自分で足を持ち出来る限り高く掲げるとおちんちんに媚を売るみたいに開閉しているアナルを見せつけた。 「こっち、こっちにちょーだい?おちんちん、いっぱい、ほしいの♡」  さっき出したとは思えないくらいに大きなおちんちんを目の前にして僕の我慢は限界だった。  ガバリと開脚して腰を浮かす。 「処女のくせにすっげぇ淫乱だな」  小馬鹿にした笑いを含んだ物言いすら、今の僕には快感にしかならなくなっていた。 「いんらん、な、ぼくの、はぁ♡おしりにっ、おちんち、ん、おちんちんくださいっ、いいっ、あぁっ♡」  懇願する僕の言葉を最後まで聞かずに、アナルに衝撃が来た。  とっくに蕩けきったアナルが難なく咥え込み、一気に全部挿れられる。  初めてのおちんちんを悦ぶように僕のアナルがきゅううっと締まって、全体でそれを感じた瞬間、僕のおちんちんからぴゅっと精液が溢れた。 「うはっ。はじめてで、ところてんとか、淫乱じゃ、済まねえよっ、この変態っ」  配達員さんが身体全体を僕に押し付け、上げた足が胸に当たる。膝が乳首に擦れる。まだ一度も触ってない、触られていない乳首がぷっくりと勃ち上がった。 「さすが処女だな、きっつい。しかも俺のでも奥まで一気とか、やばっ名器じゃん?」  奥の奥まで届くおちんちんが僕の子宮を叩き、引かれるたびにカリが前立腺を刺激する。どう動いても気持ちがよくて、アナルのうねりが止まない。 「はぁっ♡あぁっ♡あんっ♡イイ、イぃのぉ♡このおちんちん、きもちい、いの。ぼく、また、イっちゃうっ♡」  普段の僕なら絶対言えない言葉がどんどん口を突いて飛び出すのが止められない。声に出すたびに子宮が疼く。 「あんた、イイよ。俺もこんなイイのひっさしぶりっ。こんだけ、激しく突いても、イケるヤツめったにいないぜ?」  オメガの身体を褒められたことがなかった僕は、その言葉に歓喜の涙を流した。 「うれ、しっ♡ぼくの、なか、なかで出して、ちょーだい。せいえき、ぜんぶぅちょーだい」  妊娠するとかしないとかそんなことすら頭から消え去って、ただただ精液を求めた。  おちんちんの熱がこんなに気持ちがいいなら、さっき味わったあの熱い精液はどんなに気持ちがいいのだろうか?  求める身体が搾り取るように締まる。  配達員さんの激しい動きに翻弄されながらも僕も必死にその動きに合わせる。 「中、出すぞっ!くっ」 「あっあっ♡ああっ♡んっはっ♡イ、イくぅっ、おしり、おしりイッちゃうのぉっ♡」  アナルの奥に放出された熱で、僕は射精もせずにイった。 「さすが淫乱、初めてでメスイキか」  出し終わった配達員さんが僕の前に精液まみれのおちんちんを差し出した。  僕はその腐ったバナナのような甘い甘い香りに吸い寄せられるように舌を伸ばして、口いっぱいに頬張った。 「発情期、全部付き合ってやるから、覚悟しとけよ?」  その言葉に僕はうっとりとしてまたアナルを濡らした。
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