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〜マコウとの会話②〜

…へ?え?何!? それはほんの一瞬だったのだけどね。 …でも、今のは何だったんだろう? でも、どうやら、マコウには感じてないよいで、驚いたような表情はしていなかった。 …一瞬だったから、気のせい!? でも、何となくだけど、俺の体の中でまだそのビリビリみたいな感触が残っているような気がするんだけどな…。 とりあえず、ほんの一瞬だったから、俺は気にしないでマコウが美味しそうにバナナを食べている姿を見ていた。 そんな些細な事でも何だか今まで以上に幸せに思えているのは気のせいあろうか? やっぱ、俺は陸の国の時期王だから?国のみんなには少し心が離れていたとか?なんていうのか、距離的には近いのに心は遠いって感じがするしな…。 でも、マコウはそんな感じはしない。 寧ろ、マッシュみたいな存在って感じだ。 こう気軽に話せたり、一緒に居られる感じがマコウはマッシュと一緒な所なのかもしれない。 「あのさ…今日はこれ位でいいかな?って思ったから果物しか持って来なかったんだけど…何か他に食べたい物とかってある?」 もう、タメ口とかっていうのはさっきマコウには関係無いと言われたから、もう、いつもの調子で喋る俺。 「…え?そうだね…。シューマが持って来てくれる物ならなんでもいいかな?」 そのマコウの言葉に俺は笑ってしまっていた。 だって、その言葉って毎回、ローサとの会話で俺がいつも言ってる事なんだもん。 そんな俺を見てマコウは目をパチクリとさせている。 そんな表情だって、マコウには画(え)になるっていうのかな? ホント、マコウって美形でカッコよくて、それで、目をパチクリさせている姿はホント王っぽくないっていうのかな? ま、まぁ、そこは俺の方も言えないけどさ…。 「本当に!?」 そう俺は半分からかうようにマコウの方を見上げる。 「うんうん!大丈夫!私の方は嫌いなもんはないからね…」 また、俺と同じ事を言ってるマコウに俺の方が本格的に笑ってしまっていた。 「それ…俺が料理人に良く言ってる言葉なんだけど…」 「…料理人?」 …あ。ってか、何でマコウそこだけ、今の俺の言葉拾ったのさ…。あ、でも、やっぱ、まだ、俺の方の正体はバレたくないかな? だから、俺はその言葉を誤魔化すように、 「え?あ、だから、俺の親達が料理店やってるからさ…」 「あ、え?そうなの?」 そう疑いもなくそう聞いてくるマコウに俺は慌てたように頭を2回程頷かせる。
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