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エロい指

今日の仕事どうしよう。 もう怠い。休むか。いや、今日の朝礼でボーナス貰えるかどうか聞けるだろうから行かないと。 でも、明日誰かに聞けばいいか。 もういっそ職を変えるかな。 どっか遠くに住んで、そこで新しく仕事見つけて心機一転といくのもいいよな。 …………息苦しいことも、 ……………忘れたいことも、 全部、置いて………いって……、オレ、は…………新しい…人せ……、……。 「呆れました。貴方、ヤクザ並みに質悪くないですか?力業の脅しなんてチンピラのすることですよ」 …………ほっとけ。 「早いとこ腹を決めてください。産むことになるんですから」 勝手に…、決めんな……。 「産婦人科は何処です?一緒にいきましょう」 嫌だよ。病院だって、まだ、一人で行ってもない……。 …………堕胎手術の財布になってくれんなら……、考えてやっても、いいけど…。 「夫として父として付いて行くのは義務ですからね」 ほら、きた。 断固拒否に決まってんだろ。 誇らしげな声出しやがって…。 「眠くなりましたか?」 ………………髪に触んな。撫でるな。 言いたい言葉は遠のきそうな意識のせいで音にならない。 「指通りの良い髪だ」 …………、 ……………………、 触り方が図々しくなってきたぞ。 ……でも、…なんだろう………。…心地良い……、気が……………、しなくもない、……かも。 静かに笑う気配がした。 髪を弄っていた指が項に移った。 指の腹で撫で回し、擦って、また撫でて…。 くすぐったい。 でも指から伝わる低い温度が気持ち良い。 でも………、 項から少しズレていって…。 ゆっくり、ゆっくり……。 一本の指が項を真っ直ぐ下るように辿る。 そして、そっと襟の中に入りこんできた。 愛撫のようなエロい動き……。 ちょ、おまっ……、脱童貞したばっかの野郎がっ…。 こんなこと、いつ覚えたんだよ……!

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