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第46-4話●激情

「敦士、話を最後まで聞いてくれ……っ……介抱してもらった時に、尚信から告白された。ずっと俺のことが好きだったと抱き締められて……でも、俺には敦士がいるからって断ったから。それ以上は何もない……っ」 「本当に? ……それなら証拠を見せてもらう」 「証拠? ……ぅ……ッ」  敦士は俺の襟ボタンを外して胸元へ顔を寄せてくる。そして口付けられた直後、キツく吸い上げてきた。 「何もないなら、今すぐ俺にすべてを晒しても構わないはず……ああ、こんなに強い匂いをつけて……」  言いながら俺の背広を手際よく脱がし、カッターシャツのボタンを上から順に外しにかかる。Vネックのシャツを下からめくり上げて腹部や胸を露にさせると、敦士は一瞥した後に手を這わせ、俺の唇を執拗にねぶってきた。  苛立ち任せの愛撫とキスに心は痛むばかりなのに、体はその先に続くであろう快感を想像して疼かせる。暴走した敦士を相手にする時でさえ、既に快感を覚えて体が反応して、いち早く敦士を受け入れる準備を整える体になってしまっていた。  さっさとベルトを外されて、下着の中へ敦士の手を差し入れられた途端、 「ンン……っ、ぅ……んー……ッ」  昂り始めたものを触られ、大きくビクンッと俺の全身が跳ねてしまう。軽く掴まれ、先端を親指でグリグリと弄られて、欲情の塊をより硬く大きくさせられていく。  このまま出してしまえたなら……と期待に胸を膨らませてしまったが、勃ち切ったところで敦士は手を離し、俺の体からも距離を取った。 「やましいことがないなら、俺に見せられるはず……ほら、智輝さん……」  急に支えを失って、思わず俺は力が抜けて膝を着きそうになる。だがどうにか踏みとどまって敦士の目を見れば、その瞳はいつもとは違う熱と冷気の両方を湛えていた。

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