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episode 1-3 side 縞

おやつを食べ終わって 俺と外で遊ぼうと思ったのか また帽子を被った紬が 俺がソファに寝そべって動かないのを見て てててっと駆け寄って来た 「しまちゃ、ぽん()ぽん()たい(痛い)たい(痛い)?」 普段、その、京弥くんとうんぬんした翌日は 背中を丸めていることが多いからか どこか痛いとお腹が痛いと 認識している紬が 「たいたい、ぽーい!」 と痛いの痛いの飛んでけ!と おまじないを掛けてくれていた さすがに外に行く気力はない俺は 紬と積み木で遊ぶ そしてお昼をふたりで軽く済ませてから 紬はお昼寝をする 普段なら紬が寝ている間に 洗濯などを済ますのだが 今日は紬と一緒に寝てしまった 「縞さん…縞さん…」 京弥くんの声が聞こえた気がして うっそりと目を開ければ 心配そうな顔の京弥くんが目の前にいた 寝過ごした!?と思って時計を見れば 三十分ほどしか経ってなくて安堵する 「おかえり…」 「ただいま帰りました 縞さんいつもなら 紬と眠ることなんてないから 体調悪いのかなって 午前中、何か、ありました…か?」 覚醒しきっていない俺は 京弥くんの目が細められていたのに気づかず そのままを口にしてしまった 「…ん〜、久しぶりに 外で買い物したからかな」 そう言った瞬間 急に抱き上げられてボフンッと リビングのソファに降ろされた

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