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第7話 ウザい俺(7)

「……考えて無かった」 「あ、そう、まじか。じゃあ”二時の塔”に行こうぜ。今なら、丁度近くの港から飛ぶ、魔術飛行艇が見えるし」  俺が笑顔でそう言うと、ギルの眉間に皺が寄った。 「……」  同情(多分そうだよな?)して、俺のことを連れてどこかへ移動してくれようとしたのだろう、ギルは。だけどそれがどうしようもなく申し訳なく思えて、俺は話を変えることしか思いつかない。
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