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番外-11※

本当に響也さんは、狼だ。 エロいことをしてるのにその笑顔って、反則すぎでしょ… 響也さんが微笑みを浮かべて僕を見ている。僕がこれだけ切実だっていうのに。今僕たちの下半身は奥まで繋がろうとしてるのに。 風呂場でトロトロにされたから、何の抵抗も無く響也さんを受け入れてしまえた。 もちろん最初から抵抗するつもりなんて、さらさら無いけど。 僕は狼に食べられたい羊だから。 僕の上にのし掛かっている響也さんの首に腕をギュッと回しながら、お腹の中から圧迫される苦しさと気持ち良さに、泣きたくなるほど幸せを感じる。 「和音、動くよ?」 「…うん」 響也さんが少しずつ出たり入ったりを繰り返しながら、僕の奥を暴いていく。 「痛くない?大丈夫?」 「だい、じょぶ…ぁ…」 ジワジワとくる快感に、僕は少し怖くなる。響也さんの首に回した腕に力を込めると、分かってる、というように響也さんが力強く抱きしめてくれた。 繋がったところが深くなって、もう僕は怖いとすら感じられなくなる。穿つ動きがはじまって、ああ響也さんも余裕が無くなってきてるんだな、と分かった。 ─あ、あ、あ、だめ、ダメダメダメッ、ヤッ… 僕は腰を打ち付けられるたびに喘ぎ声が漏れてしまうのを、顔を背けて枕に逃がそうとした。 「ダメ、こっち向いて」 響也さんは僕の顔をグイッと正面へ向ける。 ─イクとこ見せて な、和音、こっち見て ─ヤ、やっ、あ、あん、あぅ、ヤだ…イッちゃ、 ─ほら、和音、俺の目見て、見ながらイッて、 ─イクッイク…ああっ、 ─和音、…ッ 切なそうな響也さんの顔が涙で滲んで見えて、僕の中でイく響也さんが愛しくて、もうそれだけで。 そこで、僕の意識は途切れた──

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