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第17話 教えられた刺激

「朔哉くんはちゃんと男の子だね。元気になってる」 「……うっ、あ……あ、ん、ん」 「んー、声は感じてるけど……緊張してる?」 朔哉は片手でシーツを掴んだまま、頷いた。朔哉のそこは秀一郎の手によって硬く育っていくが、完全には勃ちあがらない。 自分の喘ぎ声が信じられないほど、甘い。 秀一郎の胸板に反対の手を添えた。秀一郎の肌も汗ばんでいる。 「朔哉くん。ねえ、目を開けて?」 「ん、はい……あ、ああ……」 目が合うと、秀一郎は自らの唇を舐めている。その顔は、眺めていると震えが来るほど、色気があった。 「やっぱり。見つめられて弄られた方が気持ちいいよね?」 「ああ、はい。ん……く、う……」 跳ねる腰を秀一郎に押さえつけらる。 質量が増していく朔哉の部分を秀一郎は丹念に攻めていく。 「ここは俺が触ってるから、朔哉くんは両手で自分の胸を弄ってごらん」 「はい。ん! あ、ん……あ、あ……」 教えられるまま、胸の突起にふれた。 「あ……ん、ああ!」 腰と背筋に痺れるような刺激が走る。耐えられなくて、背が反り返る。腿を閉じようとした。 「あ……申し訳ありません!」 悶えて、秀一郎の顔を太腿で挟んでしまった。慌てて、朔哉は両足を開いた。 「そそるなあ。その仕草……」 「秀一郎さま……お願いですから、もう……」 「一回イかせたかったんだけど……ちょっと待ってね、朔哉くん」 秀一郎は自らの指を舐めた。朔哉の片脚を自分の肩に乗せる。 「い、いた……く、うう……」 朔哉の窄まりに秀一郎の指が入っていく。 周りを撫でていたかと思うと、すぐに指が増やされた中へと進んでいく。

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