17 / 24
第17話 教えられた刺激
「朔哉くんはちゃんと男の子だね。元気になってる」
「……うっ、あ……あ、ん、ん」
「んー、声は感じてるけど……緊張してる?」
朔哉は片手でシーツを掴んだまま、頷いた。朔哉のそこは秀一郎の手によって硬く育っていくが、完全には勃ちあがらない。
自分の喘ぎ声が信じられないほど、甘い。
秀一郎の胸板に反対の手を添えた。秀一郎の肌も汗ばんでいる。
「朔哉くん。ねえ、目を開けて?」
「ん、はい……あ、ああ……」
目が合うと、秀一郎は自らの唇を舐めている。その顔は、眺めていると震えが来るほど、色気があった。
「やっぱり。見つめられて弄られた方が気持ちいいよね?」
「ああ、はい。ん……く、う……」
跳ねる腰を秀一郎に押さえつけらる。
質量が増していく朔哉の部分を秀一郎は丹念に攻めていく。
「ここは俺が触ってるから、朔哉くんは両手で自分の胸を弄ってごらん」
「はい。ん! あ、ん……あ、あ……」
教えられるまま、胸の突起にふれた。
「あ……ん、ああ!」
腰と背筋に痺れるような刺激が走る。耐えられなくて、背が反り返る。腿を閉じようとした。
「あ……申し訳ありません!」
悶えて、秀一郎の顔を太腿で挟んでしまった。慌てて、朔哉は両足を開いた。
「そそるなあ。その仕草……」
「秀一郎さま……お願いですから、もう……」
「一回イかせたかったんだけど……ちょっと待ってね、朔哉くん」
秀一郎は自らの指を舐めた。朔哉の片脚を自分の肩に乗せる。
「い、いた……く、うう……」
朔哉の窄まりに秀一郎の指が入っていく。
周りを撫でていたかと思うと、すぐに指が増やされた中へと進んでいく。
ともだちにシェアしよう!