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狼の里中宗佑さん 10

「やっ……見ない、で……」 「何故? こんなに可愛くて小さな口なのに……ここに俺を受け入れてくれるんだろう?」  正臣は片手を離すと、俺からも見えるようにわざと指を立てて入り口付近を抜き挿ししながら意地悪をする。 「やあっ……やだ、それ……」  いくら発情中とはいえ、恥ずかしいものは恥ずかしい。俺は傍にあるクッションを手にすると、それを顔に押し当てた。 「そんな意地悪、やだぁ……」  泣きそうな声を上げると、正臣はあやすように言った。 「すまない。このまま生殺しをするつもりはないよ。でも、君は処女だろう?」  正臣の声音は穏やかだった。意地悪をするだけだと思っていた指の動きも、何本かに増やして俺の中に入れるように慣らしていた。  見なくてもわかる。俺の中から愛液が溢れて止まらない。 「ケイ」  名前を呼ばれてドキンと胸が高鳴った。クッションを下ろして目だけを出すと、微笑む正臣の顔が覗いた。  そのクッションを取り上げられると、空いた両手を自分の膝裏に回すよう求められる。自分で膝を抱えると、正臣の手が離れて彼は自身のボトムの前を開き、身につけている下着から隆起した陰茎を外気に晒した。  大きい……。きっと発情中じゃなければ無理だと拒みそうな程の質量のそれを目にして、俺はゴクンと喉を鳴らした。  ああ、今からこれで俺の中をいっぱいにしてくれるんだ。俺の頭には欲しかなかった。  正臣に腰を支えられてゆっくりと、硬くて大きいそれを下の口に宛がわれた。 「んっ……あつ、い……」  熱を帯びたそれが口に触れるだけで、吸いつくようにすぼんだ。  早くそのコブで塞いで。俺を正臣でいっぱいにして。 「ちょうだい……?」

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