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第39話
指一つ動かせない俺を、赤司の残滓まで掻き出して綺麗にすると
「やっと……抱ける……」
そう呟いた。
石地の声に視線だけ向けると、着ていた衣類を脱ぎ始めた。
(まさか……今からヤルつもりか?)
愕然として石地を見ていると
「光輝……、全て美しい……」
そう呟いて、俺の両足を抱えた。
「もう……無理……っ!」
必死に吐き出した言葉を、思わず飲み込んだ。
目の前にそそり立つモノが、バカでかい。
思わず逃げようと身体を捻らせると、両足を掴まれて一気に貫かれた。
「ひぎぃ……っ!」
今まで到達した事の無い場所を抉られ、仰け反る。
「光輝……光輝……」
唇を奪われ、ガンガンと結腸を抉られる。
「止め……深いっ……」
パクパクと口を動かすことしか出来ない。
張り裂けそうな程の太さと、結腸に届く長さに意識が何度もぶっ飛んだ。
それでも突き上げを止めないこいつに、何度も意識をひきずり戻される。
胸を舐められながら、腰を強く抱かれて突き上げられたかと思えば、両足を抱えあげられて座位で下から突き上げて来る。
内臓を抉られる刺激からやっと解放されたのは、空が明るくなってからだった。
もう、ほとんど意識は無かった。
俺はそのまま、ゆっくりと瞼を閉じた。
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