38 / 39

第39話

指一つ動かせない俺を、赤司の残滓まで掻き出して綺麗にすると 「やっと……抱ける……」 そう呟いた。 石地の声に視線だけ向けると、着ていた衣類を脱ぎ始めた。 (まさか……今からヤルつもりか?) 愕然として石地を見ていると 「光輝……、全て美しい……」 そう呟いて、俺の両足を抱えた。 「もう……無理……っ!」 必死に吐き出した言葉を、思わず飲み込んだ。 目の前にそそり立つモノが、バカでかい。 思わず逃げようと身体を捻らせると、両足を掴まれて一気に貫かれた。 「ひぎぃ……っ!」 今まで到達した事の無い場所を抉られ、仰け反る。 「光輝……光輝……」 唇を奪われ、ガンガンと結腸を抉られる。 「止め……深いっ……」 パクパクと口を動かすことしか出来ない。 張り裂けそうな程の太さと、結腸に届く長さに意識が何度もぶっ飛んだ。 それでも突き上げを止めないこいつに、何度も意識をひきずり戻される。 胸を舐められながら、腰を強く抱かれて突き上げられたかと思えば、両足を抱えあげられて座位で下から突き上げて来る。 内臓を抉られる刺激からやっと解放されたのは、空が明るくなってからだった。 もう、ほとんど意識は無かった。 俺はそのまま、ゆっくりと瞼を閉じた。

ともだちにシェアしよう!