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結婚したい男の気持ち❣️6

 口では嫌だと言っていても、密着しているからこそ分かってしまう躰の反応――榊の足の付け根に大きくなった和臣の分身が当たっていた。しかも首を横に振るやめてくれというジェスチャーをしているのにも関わらず、触ってくれと言わんばかりに微妙にその部分を上下させる。  だからこそ、このまま言うことを聞くわけにはいかない――  すぐ傍にあるソファに押し倒すのは簡単だが久しぶりということもあり、思う存分に恋人を抱きたかった榊は、細い二の腕を引っ張って寝室に連れ込んだ。室内灯をつけ、ベッドに向かって和臣の躰を放り投げる。 「うわっ!」  細くて小さな塊がベッドの上にバウンドした。逃げられないように仰向けになった躰にすかさず跨り、着ていたジャケットを手早く脱ぎ捨て床にほっぽる。和臣に手荒なことをしても焦れた気持ちは収まらなかったが、こうせずにはいられなかった。  和臣は未だに結婚したいや入籍云々の言葉を口にせず、見下ろしている榊を黙ったまま見つめていた。そんな視線を受けながらネクタイのノットを引っ張って外していると、目の前にある唇が半開きになり、何もしていないのに荒い呼吸をはじめた。 「和臣、どうした?」  外したネクタイを床に放って顔を覗き込みつつ、ワイシャツのボタンを外していたら、半開きになったままの唇からチロチロと舌を出し入れする。  さっきまで嫌がっていたはずなのにキスしてくれと言わんばかりの行動で、榊の頭の中に疑問符が浮かんできた。 「和臣?」 「……恭ちゃんの手の動きがどれもエッチな感じに見えちゃって、躰が落ち着かないというか」 「こんなの、いつも見ていることなのに?」 「そうなんだけどね。でも恭ちゃんって何か色っぽいから、見られるだけで勝手に煽られる気分になるし」  他にも何か呟き、ぽっと頬を染めて潤んだ瞳で見上げてくる。 (何を言いだすかと思ったら……。臣たんのほうが俺の何倍も色香を放っているだけじゃなく、数倍可愛いというのにな)

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