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第34話
し……下?
下を出すって、脱ぐの?
はじめちゃんをお披露目しろって事?
まさか、いきなりフェラ?
パニックになってる頭で考えていると、ぬるりと創さんの舌が唇から差し込まれた。
歯列をなぞられ、くすぐったくて口が開くと、創さんの舌が俺の舌に触れた。
驚いて身体を引くと、創さんが顎を掴み
「はじめ、舌!こうやって出して!」
と、ベロをべ~って出した。
下?……舌。あぁ、舌ね!ベロの事か!
納得してベロを出すと、創さんの綺麗な唇が俺の舌をパクっと……食べた!
創さんの唇が俺の舌を挟み、吸い上げながら俺の舌を唇で扱く。
そして舌を絡められ、口内を犯されて行く。
(ヤバい。キスって……気持ち良い)
気付くと、俺も創さんの舌に自分の舌を絡めてキスを重ねる。
「ふっ……んっ……」
唇から漏れる自分の声が、やけに生々しくて恥ずかしい。
すると創さんの手が、パジャマの上から俺の胸に指先で触れ
「はじめ、乳首が立ってる。キス……気持ち良い?」
唇を重ねたまま囁かれ、うっとりと創さんの綺麗な顔を見つめて頷く。
創さんは小さく微笑むと
「はじめ、キスだけでトロトロになってる……可愛い」
そう囁いて、再び唇を重ねた。
(可愛い?誰が?)
創さんの言葉に戸惑っていると、再び唇を重ねられながら中心部の昂りを重ねて擦り付け、胸を指先で刺激し始めた。
「ふぁっ……はぁっ……」
創さんの唇から逃れるように顔を振り、3箇所からの刺激に必死に堪える。
「はじめ、何で逃げるの?」
顎を掴まれ、至近距離から創さんが囁く。
「あの……俺、いっぱいいっぱいです!もう、無理です!」
半分泣きながら訴えると
「初めて僕の家に来た時、襲いかかって来たのに?」
創さんはそう囁き、綺麗な指で俺の頬をゆっくり撫でてから、その指を首筋へと滑らせる。
その感触にゾクゾクして身震いしていると、創さんは綺麗な唇の口角を上げて妖艶に微笑み
「身体は正直だよね。はじめ…嫌なら、なんでこんなに此処が立ってるの?」
パジャマの上からでも乳首が立っているのが分かるくらいに立っていて、創さんは言いながら胸を摘み上げた。
「あぅっ!」
突然の強い刺激に声を上げると、創さんは小さく笑って
「あれ?益々、立ち上がってるよ?はじめ、嫌なんだよね?」
と囁き、ゆっくりと唇をパジャマの上から立ち上がった俺の乳首に這わせる。
視覚と感触に、ビリビリと下半身に熱が集まる。
勃ち過ぎて痛い位の下半身に、創さんの綺麗な指がゆっくり触れる。
ヤワヤワと揉みながら、唇は俺の乳首を甘噛みし始めた。
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