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第5話

 リノはその日、約束の時間にビクトルの家へ遊びに行った。彼は部屋にリノを招き入れ、ジュースとお菓子を用意してくれた。 「リノ、悪いけど少し待ってくれ」 「どうしたの?」 「頼まれてる仕事があって、それを終わらせたいんだ」  ビクトルはまだ学生だが、学校を通して色々な機関から頼まれ事をされることがあるらしい。主に新しい魔法の開発だ。ビクトルは報酬のためにそれらを引き受けているようだ。将来、リノと暮らす家が欲しいのだとビクトルは言っている。  それならばリノも協力したいのだが、生憎リノに手伝えることはない。バイトでもしようかと考えたのだが、ビクトルに猛反対されたので諦めた。 「それなら今日は僕、帰ろうか?」 「駄目だ。帰るな。最近全然リノに触れないから、今日は一日中リノに触ろうと思って楽しみにしてたんだ」  ビクトルは苦しそうにぐっと眉を寄せる。  毎日キスもハグもしていたのだが、確かにここ一週間、それ以上のことはしていない。 「リノに触りたくて、もう限界なんだ。もう少しで終わるから、待っててくれ」 「わ、わかったよ。その、僕のことは気にしないで。ちゃんと待ってるから、ゆっくりでいいよ」 「やだ。早くリノに触りたい」  真顔で子供のように駄々をこねるビクトルを、リノは可愛いと思った。  頭を撫でて宥めれば、ビクトルは机に向かって作業を再開する。  リノはクッションに座って後ろからそれを見守った。 「リノ、話しかけて」 「え、気が散らない? 邪魔にならない?」 「リノの声が邪魔になることはない。リノの声を聞くとやる気になれる」  こちらに背中を向け、手を止めないままビクトルは言う。彼がそう言うのならと、リノは話題を振った。 「えっと、難しい仕事なの?」 「媚薬の効果を薄めるだけなんだけど、なかなかうまくいかないんだ」 「え、え!? 媚薬!?」 「ああ。特殊な薬品を使ってるから、薬じゃ中和できないらしい。だから魔法で薄められないかって頼まれたんだ」 「そ、そ、そんな仕事も引き受けてるんだ……」 「媚薬を取り扱ってるけど、まともな会社からの依頼だったからな」  怪しい依頼者なのではと不安になったが、ビクトルの言葉に安心した。確かに違法の媚薬もあるが、正規に媚薬を販売している店もある。  優秀なビクトルは色んな仕事を依頼されるんだなぁと、関心しながらお菓子を頬張っていたとき。 「うっ……」  微かな呻き声と共に、ビクトルの体がぐらりと傾いた。そのまま、リノの目の前で彼は床に倒れた。 「ビクトル……!?」  慌てて駆け寄る。 「どうしたの!?」 「っく……長時間間近で媚薬の匂いを吸い込み過ぎたか……。リノ、机の上の瓶の蓋を閉めてくれるか?」 「わ、わかった!」  机の上に置いてある液体の、恐らく媚薬の入った瓶の蓋をしっかりと閉める。  ビクトルは身動ぎすらできない状態のようだ。首だけは辛うじて動くようだが。ベッドへ運びたいがリノの力では難しく、取り敢えず楽な体勢にと、仰向けに寝かせた。 「ビクトル、僕、どうしたらいい? 病院の先生を呼んでくる?」 「気にしなくていい。媚薬の効果が表れただけだ。効果が切れれば治る」 「で、で、でも、体が動かないんでしょ?」 「これは媚薬の副作用なんだ。摂取すると体が動かなくなる。薬を薄めてこの副作用を消してほしいって依頼だったんだ」  徐々にビクトルの息が上がっていく。体温も上昇しているのか、頬が僅かに紅潮している。媚薬のせいだろう。 「媚薬の効果って、どれくらいで切れるの?」 「どうだろうな。飲んだわけじゃないが、効果の強い媚薬だから数時間はかかると思う」  あまり表情には出さないが、ビクトルは辛そうだ。動けないなら、自分で熱を発散することもできない。  こんな状態のビクトルを放ってはおけない。リノは覚悟を決め、口を開いた。 「あああの、ぼ、僕がっ」  緊張と羞恥で声が裏返ってしまった。咳払いをして、心を落ち着ける。 「あのね、僕が、その、媚薬が切れるまで、ビクトルに…………触って……えっと……」  なんと言えばいいのかわからず口籠るが、ビクトルは察してくれたようだ。 「いいのか、リノ」 「うん、もちろん」  リノはこっくりと頷いた。苦しんでいるビクトルをこのままにはしておけない。リノだって彼のために自分のできることをしたい。  今まで何度も触れ合ってきたが、いつもビクトルがリノに触れることが多く、リノから彼に触れることは少ない。慣れていないのでうまくできるか心配ではある。  ごくりと喉を鳴らし、リノはまずビクトルに口付けた。ちゅ、ちゅ、と唇を重ね、そっと舌を差し入れる。  しっかりとした口調で話しているので口はきちんと動くのだろう。差し込んだ舌をじゅるるっと吸われた。下を向いているので流れ落ちてしまう唾液も啜られ、淫猥な水音が羞恥を煽る。 「ん、んっ、ふぅっ……」  唇を食まれ、口内を舐め回され、快感に頭が蕩けていく。体が熱を帯び、下半身がじんじんと疼いた。  このままではまずいと、リノは唇を離す。今はビクトルの体を慰めることを優先しなくてはならないのだ。  名残惜しそうなビクトルの唇を舐めて綺麗にしてから、リノは彼の下肢に手を伸ばした。既に彼の欲望はズボンの上からでもわかるほどに膨らんでいる。  早く楽にしてあげたくて、リノは手間取りながらもそれを取り出す。  ぶるんっと、勃ち上がった陰茎を目にしてリノはきゅんと後孔が蠢くのを感じた。それを無視して、屹立を手に握り込む。大きなそれは片手には余るので、両手を使って上下に擦った。 「っん……」 「ビクトル、痛かったらちゃんと言ってね」 「ん、はあっ……リノの手、ぷにぷにで気持ちいい……っ」  ビクトルは熱い吐息を漏らす。媚薬のせいかいつもより表情が艶っぽく見えて、リノはドキドキしながらも懸命に手を動かした。  リノに大した技巧はないのだが、媚薬の効果で不慣れなリノの手でもビクトルは気持ちよくなってくれているようだ。  先端から溢れる体液を指に絡め、それを塗り込めるように扱きつづける。 「リノ、もう……はっ」 「いいよ、そのまま……」 「んっ、く、う……っ」  どぷっと、精液が吹き出す。リノはそれを掌で受け止めた。大量の精液が、ねっとりとリノの手を汚す。  それを見て、ぞくぞくと体が震えた。疼きをこらえるように内腿を擦り合わせる。  熱を吐き出したが、ビクトルの欲望はまだ萎えていない。  荒い呼吸を繰り返す彼のそれを、再び擦った。精液まみれの手で、にちゅにちゅと淫らな音を立てながら擦り上げる。  しかし、だんだん手が疲れてきた。大きく太い彼の男根は扱くのも結構な重労働である。  手だけでは無理だと判断し、リノは上半身を傾けて彼の下肢に顔を近づけた。 「ビクトル、舐めるね……?」 「はっ……ん、く……」  根本の方を手で擦りながら、上部に舌を這わせた。精液の味が舌に伝わる。美味しいとは思わないのにもっと味わいたくて、精液を舐めとるように全体を舐めしゃぶった。  口淫ははじめてではないが、慣れてはいないのでたどたどしい。それでも懸命に口を開き、剛直をめいいっぱい口腔内へ迎え入れる。 「はあっ、リノ、無理するな……」 「んぁっ、らいじょ、ぶ……んふっ、ふぅっ」  唾液をだらだらと零しながら、口いっぱいに彼の熱を頬張る。  口に含み、舌を動かし、幹を片手で擦り、もう片方の手で睾丸を優しく揉む。ちゅぱちゅぱと吸い上げれば、ビクトルの脚が僅かに痙攣した。 「リノ、イく……っ」 「んんぅっ……」  びゅるっと口内に精が吐き出される。リノは口を離さず、流し込まれる体液を飲み込んだ。亀頭に吸い付きながら、ゆっくりと全てを嚥下する。 「ん、はあっ、は……悪い、リノ……大丈夫か……?」 「うん……大丈夫だよ」  ちゅぽっと、口を離せば唾液が糸を引いた。  二回射精したにも関わらず、ビクトルの陰茎はまだ頭を擡げている。媚薬の効果が切れるまでは恐らく数時間。まだまだ先だ。 「ビクトルのおちんちん、僕のお尻に入れていい?」 「リノ……?」 「ごめんね、僕、手と口じゃ上手にできなくて。お尻の方が、ビクトルを気持ちよくできると思うから……」 「でも、俺はまだ動けないから、リノが自分で解すことになるぞ?」 「うっ、う、う、うん……」  ビクトルには散々弄られて何度も陰茎を突っ込まれているが、自分で……となると躊躇いはある。だが、ビクトルのためならばできるはずだ。 「大丈夫、できるよ」 「じゃあ、俺の手をお腹に当てて。魔法は使えるから」  リノは彼の腕を持ち上げ、掌を自分の腹部に当てる。じわりと熱が伝わり、きちんと魔法が発動しているのがわかった。 「リノ、ベッドの横の引き出しにローションあるから」 「わ、わかった、使わせてもらうね」  リノはローションの入ったボトルを取り出した。  まずはどうしようかとリノが考える前に、ビクトルから指示が出る。 「リノ、まず服を全部脱げ」 「は、はい……」  彼の迷いのない言葉に、リノは反射的に素直に従う。  全て脱ぎ終えると、すかさず次の指示が出された。 「じゃあ、俺の体に跨がって」 「はぃ……え!? ま、まだ、解してないよ……?」 「俺の体の上で、俺に見えるように解してくれ」 「ええ!?」  それはさすがに羞恥が大き過ぎて、リノは戸惑った。 「リノがちゃんと解せるか、心配なんだ。しっかり解さないと、リノが怪我をする。それだけは嫌だ」 「う、うう……」  真剣な顔でそう言われると、恥ずかしいから嫌だと断ることはできなかった。 「で、でも、僕重いから、上に乗るのは……」 「重くない。俺の上に乗って、俺の目の前で、しっかり解すんだ」  きっぱりと拒絶を許さない口調で言われ、リノは諦めた。このやり取りを長引かせれば、辛い思いをするのは媚薬に苦しめられているビクトルなのだ。今は彼を楽にすることだけを考えなければ。  リノはビクトルの服を捲り上げ、腹部に跨がった。 「リノ、重くないからちゃんと俺の上に座れ」 「うう、うん……」  申し訳なく思いながら、彼の割れた腹筋の上にぺたりとお尻をつけた。  大きく脚を広げ、陰部を彼の眼前に晒している。触られてもいないのに勃起しているぺニスも、物欲しげにひくひくと口を開けるアナルも、全て見られている。  それを意識すると羞恥に全身が赤く染まった。けれど今は、恥ずかしさに躊躇っている場合ではない。 「こ、これでいい、ビクトル……?」 「ああ。リノの可愛い姿が、しっかり見えてる」  ビクトルの目はなんだかうっとりしている。  そういえば、今も写真の魔法は使っているのだろうか。使っていたとしても、まさかリノのこんな痴態を写真に残そうとは思わないだろう。  余計なことを考えるのはやめて、リノはローションを手に出した。とろとろの粘液で濡らした指で、そっと後孔を撫でる。 「ふっ……」  自分でそこに触れる感覚に、思わず手を引っ込めそうになるが、それを耐えてぬるぬると粘液を塗りつける。  ビクトルのギラギラした視線が注がれ、いたたまれない。後ろを向ければ視線を気にせずにいられるのだが、リノのぽっちゃり体型では前からでないと自分の手がアナルに届かないのだ。この体勢でなければ自分で解せない。今さら自分の体型を嘆いても仕方ないけれど。  リノは羞恥を押し殺して指を挿入した。中は魔法の効果で柔らかく、すんなりと指を受け入れた。 「はあっ、リノが、自分で……っ」  興奮したようなビクトルの呟きが耳に届く。それに一層羞恥を煽られ、同時にぞくぞくと快感が背筋を走り抜ける。  ぎゅっと指を締め付けてしまい、ビクトルの男根に比べずっと細くて短い自分の指はあまりにも物足りなかった。  今すぐここにビクトルの熱を奥まで埋め込んで、揺さぶってぐちゅぐちゅに擦り上げ貫いてほしい。 「あっ……ぅ……びくとるぅ……」 「駄目だ、リノ。ちゃんと奥まで濡らして解してからじゃないと」  無意識に媚びるように名前を呼べば、情欲を滲ませた双眸でリノを見つめながらもしっかりとした口調で窘められた。  早く彼を受け入れたくて、リノは指を増やして内部を掻き回す。 「ひ、ふっ……あぅっ、んん、んっ」 「リノ、ちゃんと感じる場所を擦れ。じゃないと辛いだろ」 「ふぇっ……んっ、あっ、あっ」  早くビクトル自身を体内に埋めたいのに、自分ではうまくできず、もどかしさに泣きそうになった。  三本の指を出し入れし、ローションをできるだけ奥まで塗りたくる。  ビクトルはリノから片時も目を離さない。欲を孕んだ彼の視線に、リノの体は火照り、煽られていく。  ぺニスはトロリと蜜を漏らし、熱を吐き出せずに震えていた。けれどリノはそこに触れず、アナルを広げることに専念する。 「びくとるぅ……もう、いい……? 僕のここ、もうビクトルのおちんちん、入れてもいい……?」  リノは差し込んだ三本の指を開き、くぱりと後孔を広げて見せる。  ビクトルは食い入るようにそこを凝視した。 「もう、我慢できないの……ビクトルのおちんちん入れたい、入れさせて……」 「っ……多分、今入れたら辛いぞ。怪我はしないだろうが」 「辛くてもいいから……入れない方が辛いの……」 「わかった」  ビクトルの許しを得て、リノは指を抜いた。それからローションをたっぷりと手に出して、ぬちゅぬちゅと温め、ビクトルの男根に塗りたくった。  準備を終え、リノはアナルに屹立を押し当てる。しかし、ぬるぬると滑ってなかなか埋め込むことができない。 「あぅっ……入んなぃ、よう……っ」  焦れったさに泣きそうになると、ビクトルの手が支えてくれた。 「ビクトル、動けるようになったの……?」 「腕が少しだけな。ほら、押さえてるから、そのまま腰落とせ」 「うん、ん、はっ、あっ、あっ、ああぁっ」  先端を飲み込むことができれば、あとは自重でずぶずぶと挿入されていった。 「ひあっ、あぁっ、あっ、あっ、あ──っ」  ぢゅぷんっと、内奥を貫かれる。解されていない奥を広げられる苦しさはあったが、それよりも満たされる快感の方が強かった。  息を整えながら視線を落とすと、鈴口から体液を滴らせたぺニスがぴくぴくと震えていた。気づかずに射精していたようだ。最近はビクトルのものを受け入れただけで達してしまうことが多かった。  でも今は、ビクトルに気持ちよくなってもらわなければ意味がない。 「ふ、は……動く、ね……」 「っ……ああ」  リノはゆっくりと腰を上下に動かす。ローションのお陰でスムーズに抽挿することができた。  固く張り詰めた楔に直腸を擦られ、痺れるような快楽に体から力が抜けそうになる。それをこらえて、リノは腰を振った。自分がどれだけはしたない姿を晒しているのか考えないようにしながら、ビクトルの陰茎を咥え込み、締め付ける。 「はっ……く、リノ、出すぞ」 「ん、うん、出して、あっ、あっ、あぁっ」  リノは腰の動きを早くして、射精を促した。間もなく、体内で熱が弾ける。ビクトルの精液を受け止め、リノはじわじわと広がる熱を身を震わせながら感じた。  でも、まだ終わりではない。ビクトルの陰茎は硬度を保ったままだ。  息を整える間もなく、リノは腰を揺する。 「ひぅっ、んんっ、ビクトル、もっと、いっぱい、気持ちよくなって、あっ、ひんっ」 「リノっ……くそ、まだ体動かねぇ」  舌打ちと共に苛立たしげに吐き出されるビクトルの独り言をぼんやりと聞きながら、リノは腰を前後に振り立てた。ぐりぐりと亀頭で奥を抉られ、リノは快感に喘ぐ。 「んあぁっ、あっ、きもちぃっ、いっちゃ、あっ、いくっ──!」  ぎゅうぎゅうと中を締め付けながら、射精せずにリノは達した。肉筒が激しく蠢動し、ビクトルは息を荒げた。 「はあっ、リノ、リノ……っ」 「びくとるぅ、好き、好き、あっ、あんっ」  倒れてしまいそうな体をビクトルの胸についた手で支え、リノは律動をつづける。  不意に、ずんっと強く下から突き上げられた。 「ひああぁっ」 「はっ、だんだん、動ける、ように……っん、はあっ」  ずんずんと何度も下から穿たれた。リノは激しい快楽に襲われ、もう自分では動けなくなる。内壁を擦られ、奥を突かれ、断続的に絶頂へと導かれ、涙を流して快感に身悶えた。 「んはっ、いく、また、あっ、もう、いってるのに、いくぅっ、いくの、止まらな、あっ、あっ、はぁんっ」 「リノ、リノ……はあっ、はっ、く、う……っ」  ビクトルも二度、三度と、内奥に精を吐き出しつづけた。  結合部からはローションと精液が溢れ、ぬちょぬちょと泡立ち、糸を引いて二人の局部を濡らした。 「ひぁっ、びくとる、僕、もう、あっ、動けな、あっ、あっ、ごめ、ん、ひっ、ひうぅっ」 「はっ、はっ、リノは、そのまま、気持ちよくなっててくれればいい」  両肘をついて僅かに上体を起こしたビクトルに、リノはしがみつく。  じゅぽじゅぽと中を掻き混ぜられ、奥を突かれ、終わらない快楽に嬌声を上げることしかできなくなる。  媚薬の効果が切れる頃には、おさまりきらないほど注がれた精液がアナルからこぽこぽと溢れた。ぐったりと疲れきったリノを、すっかり動けるようになったビクトルが全く疲れを感じさせないきびきびとした動きで甲斐甲斐しく世話を焼いてくれた。  疲れてぐっすりと眠ったリノが目を覚ますと、ビクトルは仕事を終わらせていた。  後日、報酬金の他に完成した媚薬もプレゼントされたらしい。媚薬の効果は薄められているし、もちろん副作用ももうない。けれどリノは、できればもう媚薬は遠慮したかった。

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