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第29話

 舌を絡めている間に修斗は薙の奥のほうに自分のモノを進め唇を離すと、 「これで……全部……薙の中に(はい)ったよ……。 やっぱり、薙の中はキツくて……ぁ……熱いなぁ……それから……最高に気持ちがいいよ……」  そして修斗はゆっくりと腰を動かし始める。 「ぁ……やぁ……修斗……いい……ちょ! あ! そこっ! ん! ぁあ!」 「ココが薙の一番気持ちがいいところなんだね……。 さっき言ったでしょ? 最初は少し痛いかもしれないけど、痛くなくなるって……。 薙も気持ち良くなってきたみたいで良かった……」 「ふぅ……ん! ぁ! やぁ……ダメぇ……そこばっか……」  そう薙は涙目で修斗に向かい訴える。 「そういうこと言うんなら……ココじゃないところがいい?」  その質問に薙は少し考えると、 「そこで……いい……」 「でしょ?」 「でも……あんまりそこばっかだと……先にイっちゃうけど……?」  薙はイタズラっ子の様な笑みを浮かべたのだが、 「残念でした……まだ、薙のにはチューブが入れてあるから、このままじゃ、簡単にイけないって言ったでしょ?」 「あ……」 「そういうこと……。 イく時は一緒にね……」  その修斗の言葉に言葉を詰まらせる。  しばらくゆっくりと腰を動かしていた修斗だったのだが、 「もう、そろそろいい!? ……ん……」  修斗の方も限界間近なんであろう。 額に汗を滲ませて息も段々と荒くなってきている。 「じゃあ、コレ……外してね……」 「そうだね……」  薙にそう言われ修斗は薙のモノの先に入っていたチューブを抜くのだ。

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