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スミレの過去
「なんでそんな辛そうな顔するの?ごめん…スミレさんだってイヤだよね?オレがあいつらの言うこときけないから巻きこまれて」
「もとよりそこに産まれてしまったので避けられない運命です」
「スミレさんって…何があったの?」
「聞いても何にも楽しいとは思いませんが…昔話をしましょうか?おいで」
スミレはツバキを呼び寄せ、あぐらをかいてその中にツバキを座らせると背後からツバキの体を抱きしめて静かな口調で話はじめた
「いまから36年前…私が8つの時に猛さんは産まれました…。その頃からすでに龍…主人ですがかなり私を可愛がっていまして15の時に抱かれました」
「15!?」
「ええ。それはもう痛くてあまりいい思い出ではありませんが…」
・
・
話は30年前に遡ったーー
龍の部屋に呼ばれたスミレは、龍の前で正座をし龍と対話していた。
「スミレ。お前ももう15だ。時代が時代なら…元服、成人だ。おめでとう」
「おじさま。ありがとうございます」
まだ無垢なスミレは満面の笑みを浮かべて礼を述べ頭を下げた。
「スミレ、大人になったらしなければならないことがある…おいで」
龍は立ちあがり隣室へとスミレを案内し、スミレは素直に後ろを着いて歩いた
目の前に敷かれた布団の上にどかりとあぐらをかいて座る龍を見て不思議に思うもスミレは疑いもせずに龍の隣に座り、龍の言葉を待った
「スミレ…横になりなさい」
「まだ眠たくないけど…」
「昼寝じゃない」
「?」
首を傾げはするものの、なんの恐れも抱かずスミレは布団に転がった。
「そうだいい子だ」
龍はスミレの襦袢の紐を解き前を曝け出させ、スミレの横腹を撫でた
「おじさま?」
「綺麗な肌だ。まだ誰にも触られたことのない清い体…たまらなく愛しい。この日を待っていた」
「おじさま…その、見ないで」
スミレは手で体を隠し、龍から視線をそらした
「スミレ、隠すな」
「でも…」
龍はスミレの細い両手を左手でまとめ上げ、目で犯しはじめた
「まだ薄いが毛も生えて立派な大人だ…乳首も唇も桜色で美しい…ここを自ら慰めたことは?」
龍はスミレの股間に視線を落とした
「は…恥ずかしい」
「見られて感じたか?答えは?」
「感じ…てるかは分からない。触ることはあるけど…」
「感じている。お前のペニスが揺れて膨らみはじめているのが見える。乳首も堅く尖って…いやらしいな」
「言わないで…おじさま怖いよ?どうしたの?」
「お前を抱く」
龍はスミレの陰茎に触れて、撫でた
「…っ」
「怖いか?」
「怖い…抱くって何?」
「お前のナカに俺のこれを挿れる」
「え…?どういう」
「黙ってろ。力を抜いて楽にしてろ」
龍は上体を曲げてスミレの唇に唇を重ねた
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