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スミレの過去2

「…ん」 スミレは目を見開いた なんとも言えない不快な気分に龍の唇をスミレは噛んだ 「痛…」 龍は口を離し血のにじむ唇を触り 「躾が必要だな…スミレ」 低い声でつぶやいた。 「お前の主人は俺だ…足を開けといえば開け。何を考えなくていい。すべて答えはYESでいい」 「おじさま…なんか怖い」 「龍だ。龍と呼びなさい」 「そんな…呼び捨てなんてしたら、父に叱られる」 「その父がどうなっても良いか?」 「え……」 「お前の父に思い入れは無いが…お前は愛しい。お前が手に入らぬならお前の父には用は無い」 「そんな…」 龍は嘘をついた。スミレの父は有能で手離すには惜しい人材で、手離す気は毛頭なかった しかし、スミレの操作をするのにあえて嘘をつきスミレを動揺させた 「どうする?」 「分かりました…龍」 その瞬間よりスミレは口調を変え始め、龍の愛人としての人生を歩み始めた ・ ・ 「んっ……痛…ぃ」 スミレは足を反射的に閉じ逃れようと身をよじり、体の位置を上にずらした 「スミレ、足を閉じるな。腰の位置を戻せ」 スミレは黙って足を開いた 「龍…そんな汚いとこに指を挿れては…」 「綺麗なお前に汚いととこなどない。ケガをさせたくはないから慣らしている。我慢しろ」 「ん…やぁっ」 スミレはありえないところに入る龍の指を異物ととらえながらもその指を締めつけた 「いい締めつけだ…すぐにでも交わりたいが…もう少し慣らしてやろう。2本目だ。力を抜け」 指をいったんギリギリまで引き抜き龍は2本の指をまとめてねじ込んだ 「ひぁっ!痛いっ」 「きちきちだな…とても入りそうには無いが…受け入れてもらうぞ」 「んっ……やぁっ痛い…っ、おじさまやだぁ」 「スミレ、気持ちいいだ」 「気持ちくない…っ痛くて苦しい」 「言え。気持ちいい」 「気持ちいいっ…っっ」 龍は2本の指を拡げたり閉じたりとナカを解した 「ぁ…はっ、んいや…ああ、いたいーっ」 「気持ちいいだ」 指を曲げて前立腺を探す龍は、繰り返し気持ちいいとスミレに教え続けた 「痛…ぃ…気持ち…いいっ。も、ゆるしてー。やだぁっ」 「スミレはこれは痛いじゃない。気持ちいいだ」 「ん…ぁあっ、気持ちいい…っ」 スミレは抗いながらも気持ちいいと繰り返し言わされた 次第に本当に気持ちのいいところに龍の指が当たり始めスミレは戸惑いながらも喘ぎ始めた。 「ぁ…んっ…んん、あ…っ龍!おじさま」 「どうした?あたったか?」 「は…ぅ…そこ…変」 「あたったようだな。もっと鳴け」 「んああっ、なんで…っおかし…いい!」 「気持ちいいな?スミレ」 「はい…気持ちいい…気持ちいいです…っ」 「ふ…。ああそうだ、スミレ。それでいい」 龍は嬉しさに顔を綻ばせ、スミレをさらなる高みへと導こうと指の動きを早めた

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