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拡張開始
「さぁ、膀胱のナカが綺麗になったから今度は腸内ですよ」
スミレはツバキの体を左に向けた。
展開に驚いたツバキは拒否をし
「えぇ…いやだよ。スミレさん…」
「なんですか?その顔は…。それにいやって…。悪い子です。お願いしますは?」
「ちんちんのとってよー」
「ダメです。拡張も目的のひとつですからしばらくはこのままですよ」
「え……かく…ちょ…う?」
聞き慣れない言葉にツバキは目を点にし
「拡げることです。コレはまだ細いサイズですが3日おきに太くしていきます」
「3日おきって…」
「10日目…つまりこの部屋での最終日の前々日ですが…ブジーを通します」
「何…それ」
「今は教えません。時が来れば嫌でも分かることですから」
どういったものなのかわからないが、ツバキはそこを拡張…っていうのをするということはそこに通す何かなんだと悟った。
「怖いよ…スミレさん…やめてほしい」
「無理なお願いです。必要なことですから。私がやめたところで仁科先生にやられるだけです。どうせやられる運命ならさっさと嫌なことは済ませた方がいい。そして快感を覚えなさい」
冷たいスミレの言葉がツバキに刺さった。
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