566 / 1214
ヘロヘロなお2人さん
「…ぁ…あ…っみぃ先生…っ…だめぇっ」
「ん?イきそう?」
佐久間は紫苑の様子に手応えを感じ、未羽に指示を飛ばした
「みぃ、そのまま止めるなよ」
「う…うん…っぁ…んぅ…ぼくもそろそろやばい」
「…んゃ…っやぁ…っぁああ」
紫苑は体を震わせくたっと未羽にしなだれかかり、未羽もそれに続いて少量の精液を飛ばし
「あぁーっイク…っ」
崩れるように2人ともベッドに寝転んだ
紫苑は首を動かし未羽の陰茎から垂れる白濁を不思議そうに眺め
「それ…」
「精液」
「これが…」
「見ないで…恥ずかしい……」
「見せてやんなみぃ。紫苑のお勉強なんだから」
「ぼく…教材じゃない……」
「聞くだけより目で見て肌で感じて、音を聞いていろいろな感覚を使ったほうが成果があんの。紫苑?治療がうまくいけば紫苑もこうやってちんちんから白いのが出るから頑張ろうな?」
「うん…」
紫苑は恥ずかしさを感じ、顔を赤くしながら頷いた
「さて…と、2人ともヘロヘロじゃん?お迎え呼ぶか…」
佐久間は電話を手に取りステーションへ電話をかけた。
「あ、佐久間だけど…迎えいい?」
〝すぐ行きます〝
「待ってる」
電話を切ると、賢者タイムに入ってボーとしながら寝ていく未羽とはじめての感覚にふわふわと夢見心地のまま寝ていく紫苑を佐久間は優しい眼差しで見つめ、2人それぞれの頭を撫でた
ウィーン…ー
「待たせました」
「ありがとう、助かる」
佐久間は振り返って涼木に礼を言い
涼木はヘロヘロの2人と佐久間を見て
「えーと…なんで未羽くんまでヘロヘロに?」
「兜合わせをさせたんだよ。で、今のこの状態」
「由宇くん…まとめてやっちゃうとか器用だな?臣が由宇くんに夢中なわけだよ。俺と一緒にいても由宇くんの話ばっかだもんな」
「ちょ、大雅さん?ここで臣の話は…」
「2人とも寝てるよ?大丈夫大丈夫」
軽い口調で涼木は笑い、紫苑を横に抱き上げ
「じゃ、俺は紫苑くん運ぶよ」
「ん。助かる。就業前にまた様子見に行くから」
涼木と紫苑が処置4から出ていくと佐久間は未羽の横に座った
ともだちにシェアしよう!