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リベリエ18

「…はッ、…ン…っ、…さや……」 「…ん?」 「…ァ…っ……苦し…ッ……」 「うん…でもそれだけ?」 「…っ…」 「気持ち良くないの?…あぁ…これじゃ足りないか」 「…ゃっ…!?ぁっ、あ…っああああぁ…ッ…!……ひっ、…きもちぃ…っ…ッああぁん……!!」 妖艶な笑みを浮かべたサヤが俺の腰を掴んで浮かせ、そこに膝を滑り込ませてきた。 巧みな腰づかいで下から突き上げられる快感は、思わず身悶えするほどだ。 それに加えて硬く張り出した亀頭のエラ部分で自身の裏側あたりをごりごりと擦られ、堪らず嬌声が漏れ出した。 「ひっ、ぁ、…っあああぁァ…ッ…!……ん、っァ、イクっ、ぃ…っぁ……!」 「うん…お尻でイクとこ見せて…?」 「ぁっ、あ、…だめ…っ、ひっ、…ッああああぁァン……!」 叩きつけるような激しいピストンがはじまって、パンパンと皮膚のぶつかり合う音が部屋中に響き渡っている。 全身がサヤの屹立で犯されているような感覚に陥って、絶えず注がれる視線に痛いほど胸を焦がされながらーー俺はいつしか恍惚の世界でサヤの律動だけを感じていた。 「ァ、ぃ…ッ…ーーー!!」 「……っ、」 凄まじい肉のうねりで、声すら出せない。 腹の奥に迸るサヤの熱を感じながら、ふわふわと浮遊感に包まれていく。 「…シロさん…」 「……ん…ッ……」 促されるまま開いた口内に、つぅ、とサヤの唾液が落ちてきた。 俺がゆっくりと飲み込んだのを見届けて、澄んだ瞳が愛おしげに細められた。 「っァ……!」 サヤの屹立がぶるりと震え、最後の一滴まで絞り出すように精液を発射すると、爛れた粘膜がきゅう、と切なげに締め付けた。 深く繋がった体同士は、今まさに同じ恍惚の中に横たわっている。けれどーー。 薄く形の整ったその唇は、微笑みを浮かべたままで俺から離れていく。 激しく求め合うセックスによって、身体が満たされれば満たされるほど。 今ここにないただ一つのものが、きつく胸を締め付ける…ーー。
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