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第35話

** 「ついに来てしまった…」 土曜日の午前10時。 家から15分ほどのマンション。 そこは神崎有真が住むマンションだった。 「いらっしゃい羽田くん」 「…どうも」 こいつを利用してやろうとついこの前まで気楽に思っていたはずなのに、いざこうして目の前にすれば少し緊張して気持ちが重たくなる。 「今日も可愛い………」 そんな神崎の言葉をスルーしてリビングのソファに図々しく座ってやった。 「えっちの練習…しようか」 「……」 まあこういうことをするのはもう仕方ないし、俺にはもちろん選択肢なんてない。 なぜなら、拒否したら人生終了のお知らせが待っているんだから。 ** 「ふ、ん……ぁっ……」 「気持ち良いね、ほらちゃんと見て」 自身をゆるゆると扱かれて、ぐりぐりと手で包まれる。 神崎はもう片方の手を胸の飾りにそっと伸ばした。乳輪をくるくるとなぞられる。 くすぐ、ったい…やだ、これ。 「はぁ、可愛い……」 「女と、違うから…っ、胸なんて…やぃっ」 「ふふ…噛んじゃったね」 それが恥ずかしくて俺の顔は真っ赤になる。 「か、噛んでないっ」 「嘘つき」 「ぁ…っ、やだ」 神崎は俺に見せ付けるように舌を出して、その胸の突起をぺろっと舐めた。 「あ、ぅあ……っ」 「こんなに大きくなっちゃった、ね」 そう、俺の自身は大きくなってしまった。
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