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転校生は地下アイドル

「ふにふにっ♡にゃーんにゃん♡」 えっ…いきなりなんか始まった…? 「にゃにゃにゃーん!はいこれ、リクにゃんのにゃんにゃんパワーたーっぷりのキャンディでーす♡あーん♡」 「…ん…」 『にゃん』が多すぎてワケ分かんねーな。オタク系彼女か…まぁこのテンションに同調せず傍観に徹すれば悪くはないか。……にしても甘いなこのアメ。つか甘すぎ。 「…は…ッ…」 えっ、何…?なんか体熱いし頭ボーッとするんですけど。 「ねぇ凜…」 「…何?」 「ちゅーしていい?」 「少しは待てを覚えろよな」 「…ぁっ…!?」 ベッドの縁に座った俺の前に立って謎のポーズを決めていた彼女の腕を掴み、ベッドに引き倒す。 そのまま覆いかぶさって見下ろしたその顔は真っ赤に染まっていて、口元を手で覆いながら慌てた様子で俺から視線を逸らした。 「…ひぇっ…」 「…何?」 「…直視…できないよぉ…」 涙目でそう言った彼女に顔を近づけると、今度は目蓋をぎゅっと閉じた。 そんな反応を愉しんでいる間にも、さらに体温は上昇して呼吸が乱れていく。 「手邪魔」 「…っ…」 「キスするんじゃなかったの」 「…やっぱいい…」 「つーかこのアメ何?」 「…それは…」 「……はぁ」 「…っゃ……んッ…!?」 口元を覆っていた両手をベッドに押さえつけ、唇を塞ぐ。舌を割り入れて口の中に残っていたアメを押し込みさらに口づけを深めると、すぐに甘い吐息が濡れた唇の隙間から漏れはじめた。 「……ッは……ンぅ…っ……」 「残りは姫宮さんにあげる」 「……っ…はぁ……」 つーかこの服どうやって脱がすんだよ?めんどくせーな。スカート上げてそのままヤッちゃえばいっか。どうせ胸はないんだし。……うん、ごめんな、こんな最低な男で。でも自分だけ気持ち良くなろうとかは思ってないから。 「…ゃッ、待って…!」 「…ん?」 スカートに滑り込ませようとした手を思い切り掴まれ、俺は思わず目を見張った。やっぱり力が強い。 「…待って凜…あのね…」 「何?」 「…先にするから…脱いで…」 「するって何を?」 もちろん意地悪でそう言うと、予想通りの表情が返ってきた。 予想と違ったのは、恥じらいながらも俺のベルトを外しはじめた事だ。

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