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第143話 イチャイチャが止まらない

トーマ先輩はオレの精液が浮いたお湯を抜いて、軽く洗い流した。 脱衣場に出ると、お互いの頭や身体をバスタオルで拭きあってイチャイチャした。 トーマ先輩とこうしてイチャイチャするのはすごく楽しい。 楽しい、んだけども……。 「…トーマ先輩」 「ん?」 「素っ裸で部屋の中歩きまわらないでください…」 「え?どーせすぐ脱ぐンだからいいだろー」 トーマ先輩はそう言って、冷蔵庫に入っているミネラルウォーターのペットボトルを出して、喉を鳴らしながら飲み始めた。もちろん(?)手は腰に当てている。 「ぷはーッ、水がうめぇぇ」 おっさんか。 ……と思ったことも秘密にしておく。 トーマ先輩はオレにも残り半分のミネラルウォーターをくれた。 とりあえず同じように喉を潤し、さっきから気になって仕方ないモノをちらりと見る。 「…勃起した状態で裸で歩きまわってるって、もはや変態ですよ」 「ははっ変態だもンよ、俺!実は藤堂さん並みだったりしてな!」 「開き直らないでくださいっ、あの人に比べたらトーマ先輩はだいぶまともです…って違う。とにかく、目のやり場に困るんですってば」 せめてタオルでも巻いていて欲しい。 ちなみにオレはちゃんとパンツも履いてるし、上にシャツも着ている。 シャツはトーマ先輩のだから、サイズが大きくて下はなくても状態だった。 「え~?でもノンタン、俺のコレ好きじゃん?」 「す、好きって」 好きだけど!! でも、なんか違うんだよぉ!! 「んじゃあとっととベッド行くか、ベッドの中ならイイんだろ?」 「そりゃ、まぁ…」 「ほら、早く来いよノンタン。俺もう結構我慢できねェから」 「…はい」 それはオレも同じだったから、差し出されたトーマ先輩の手をぎゅっと握ると、リビングの電気を消して寝室へと移動した。 * 「ンッ、あ、トーマ先輩そこ…」 「ここ?」 「あっ…そこ、きもちいいです…!」 抱き抱えられるようにベッドに押し倒されて、シャツとパンツを早技で脱がされた。 トーマ先輩はオレに濃厚なキスをしながら、首、胸、性器と順番に愛撫していく。 先ほどお風呂で熱を持たされた身体はすぐにまた熱くなって、一回イッたはずのオレの性器は痛いくらいに硬くなっていた。 トーマ先輩も同じで、トーマ先輩が動くたびにオレの脚やその周辺に性器が擦れて、ビクビクと反応していた。 今はローションを使って、既に三本の指で後孔を慣らされている。 オレのイイトコロは知り尽くしているハズなのに、いちいち『ここがいいのか?』と確かめてくるトーマ先輩はエッチで、少し意地悪だ。 「はぁッ…もぅ先輩の欲しぃです…!」 「あ?俺のナニが欲しいって?」 これも分かってるくせに、いちいち言わせたがるんだから。 オレも言葉でいじめられるのは嫌いじゃないけど…。 「ッ、トーマ先輩のちんぽ…早くくださいっ」 「ナニはナニのままで合ってるぜ、ノンタン」 「もお、意味わかんない!」 何でトーマ先輩はずっと余裕なんだろう…。 お風呂に入ってたときから、ずっとギンギンに勃起してたのに。 「そーいえばノンタン、今日ずっとなんか悩んでたよなァ」 「え?」 トーマ先輩の表情がいじめっ子みたいに変化して、オレを見下ろしてニヤリと笑った。
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