22 / 31

第23話

「さーて、ココをじっくり映したところでー! お兄ちゃんの中に指入れちゃいまーす! そしたら、お兄ちゃんはどうなるのかな?」  なんだか今日はエロ親父全開の疾風。 「まずは中指と人差し指でココを広げて……。 おーっと! お兄ちゃんの中の色は綺麗なピンク色だねぇ! ふーん……ここまでじっくり見たことがなかったから、そういうことだったんだー。 って、ことで、指二本を中に入れちゃいます!」  そしてその指二本を中へと入れていく疾風。 「ぁ……ん……」 「早速、お兄ちゃん、声を上げてますねー。 はい! ここで、指を動かしますとー! お兄ちゃんのことだから、もっともっと声が出ると思いますよー!」  そう実況中継のように言いながら疾風は片手で行為を進めていく。 「あー! 疾風! それ……いやぁ……」 疾風が指を動かすことによって部屋内には水音も響き渡るのだ。 「ぁん……はぁ……ん! ぁあ……イっちゃう! イっちゃう!! お願いだから……も、もう……ストップっ!」  そう言われ疾風は動かしていた指止め、 「それで、いいの?」  イく寸前だった翼にとって、これも辛いところだ。 「あ、いやぁ……そ、それも……違っ……」 「じゃあ、お兄ちゃんはどうして欲しいのかなぁ? だって、止めたらダメだし、止めなかったらイっちゃうし……。 じゃあ、イけないようにお兄ちゃんのムスコさんにリング付けちゃう? そしたら、ゆっくり出来るよね? 前にも使ったことあるし平気でしょ?」  その言葉に翼は首を振るのだ。 「今日のお兄ちゃんには拒否権はないってさっき言ったでしょ。 それに、今日はトコトン気持ち良くなってもらいたいしね。 それなら、リングをお兄ちゃんのムスコさんに付けてイけないようにして、最後に思いっきりイった方が気持ちがいいんだってことお兄ちゃんも知ってるんじゃないの?」

ともだちにシェアしよう!