正にあっと驚く展開に、最後の恋人の思いは胸に迫ります
預かった赤ちゃんの微笑ましい半日の子育てが、 ページをめくるごとに愛し合う二人の幸せを繋ぎ夢を実現する切っ掛け?……と思いきや中盤過ぎからの不穏な空気。 そしてまさかまさかの展開。 星に願いを。 星に手を伸ばそうとして手段を間違え夢が潰えた恋人の姿にくちびるを噛みしめてしまいます。 どうなるのだろう……この先の未来は? しかし、恋人の帰りを待つ男が二人の未来のために星を掴もうとその手をしっかりと星に伸ばす姿に感動します。 このお話は硬派でありながら、胸がキュンと締め付けられ、 そして心が温かくなるお話でした。