ガチの青春とコメディーと
始まりはかなりシリアスな青春もの、と思いきや登場人物のずれた感じがどんどん加速して笑いなしでは読めない展開に。じゃあこれコメディーなのかな、と頭を切り替えかけると、今度はしっかりと部活と青春に重心を引き戻される。読者の想定を思い切り振り切っためげないワンコの努力は笑い涙なしには読めない。堅物ストイックな先輩とかなりアレな後輩の、一途で凸凹な関係を楽しめます。