先生と生徒、大人と子供の境界
不思議な表紙からどんなお話なのだろうと想像が広がりました。主人公の一人、生徒会の新井くんが、拾った写真から美術の先生に興味を持つところから話は始まるのですが、写真の中身はなかなか読者には明かされません。 近づいたように見せて拒絶する、お互いが人との距離の取り方に慣れているため進まない関係に焦らされます(読者が)。 いろんな言い訳を乗り越えた後の二人の関係がどうなるのか、ラストのカタルシスがたまらない作品でした。