桜吹雪の下での出会い、それはシンデレラストーリー
哀しみ、諦め、切なさとそして偶然の出会いが導いた再会と最後に辿り着く幸せ。 この文の量の中にシンデレラストーリーの全てが込められ、 テンポ良く心の襞に染み入ってくるシーン、織りな情景は、片方が獣人なだけにお伽話の甘さが漂います。 楼閣でさえも、はんなりと桃色の帯が敷かれているような、そんなロマンチックなエンドは甘くとろける様なお話の得意な作者ならではのもの。 楽しかった!