幼馴染の高校生ふたりの、愛しくて尊い日常
このレビューに目を通してからこの本作品を読まれる方には是非、同作者様の『うのはなくたし』を先に読んで欲しい…と思います。 後からでもいいのですが、できることなら是非、先にそちらを…! 何故ならば、『うのはなくたし』に登場するこども二人が成長したのが本編の主人公だからです。(続編って書いてますしね!) 先に前作を読んでるのと読んでないのとでは、この二人の絆の尊さや、幼い頃とは少し違った二人の関係、途中で登場するキャラクターの重要さの実感度合などが全然違ってくること請け合いです。(さらにさらに、出来たら前前作の『最強のパン屋さん』を読んでいると三倍楽しめます!) 流星と葉月の成長した姿や会話に、まるで親戚のおばちゃんになったような感慨深さを覚えます…。笑 そして梅雨が明けたら山笠、というフレーズにもとてもワクワクします。福岡ならでは、ですね! なので梅雨の時期のお話なのに、とてもさわやかで、でも少し切なくて、尊いお話でした…! こはなさん、いつも素晴らしい萌えをありがとうございます!!(もはや私信)