短編というより文学的
梅雨と紫陽花がとても印象的なお話なのですけど、短編というより図書館に置いてる文学なお話がぎゅぎゅっと詰まっていて、日本語ってこんなに美しいんだなってこのお話を読んで思いました。タイトル通りに青木くんの印象がずっと残るといいますか、なんて素敵な子なのかな?会いたいな……なんて現実にいない青木くんに会ってみたくなるお話なのです。リズミカルなお話の進み方とか風景が目の前に広がる描写の書き方とか大好きです。青木くんも!!