妄想力が刺激される物語
兄と、兄の恋人と、弟。三人の物語。 終始弟目線で進むストーリーは、途中から緊迫を孕み、どうなるのかなドキドキと読み手を夢中にさせてくれます。 そして、最後は驚きの展開! 兄の恋人の、得体の知れないさ。 兄目線で語られることがなかった想い。それらが最後は一か所に集まり、絡み合うことで、おお!という驚きとともに、彼らの今後についての妄想が爆発します。 誰が誰を抱くのか。 誰が誰に抱かれるのか。 意図的に書かれなかったすべてのことに妄想の余地があり、読んだ後も楽しませてくれる。 素晴らしく滾る話を読ませていただき、ありがとうございました! この話、めちゃくちゃ好きです! とりあえず私は兄受けを推します、という言葉を締めの挨拶にかえて。 ありがとうございました!!