何気ない日常のひとこまに愛があふれている
鍋焼きうどんを食べながら、彼からの突然のプロポーズ。
それを嬉しいんだけと、素直に返事が出来ない俺。
俺にとっては不意打ちでも、彼にとっては意味のある日だった。
その前の、帰宅した彼に吸っている煙草を掠め取られるシーン、ここでの二人の関係にやられました。
なに?
この出来上がっている二人。
胸を撃ち抜かれました。
二人の絡みは、もうもう、ドラマのワンシーンです。
さらりとした文章なのに、とても感動的でした。
このラストの二人のやりとりまでに、前半部分が書かれています。
主人公の生活ぶりに、すごくリアリティーがあって、本当に二人は同棲しているのがつたわってきました。
なぜに、こんなに少ない文字数(3,000文字超えてます、すみません)で、しっかりとわかりやすく愛にあふれた作品が書けるのか?
作者様の素晴らしい才能を堪能できる作品です。
素敵な作品を読ませて頂き本当にありがとうございました。