輝きを忘れた心に届いた色は……
ずっと好きだった兄に想いを告げられないまま、その想いを閉じ込め生きて行こうとする悠が切ないで す。 そんな兄には実は秘密があり……それが最後に明かされた時、悠が見ていた世界の色が変わります。 断片的に散りばめられた言葉は、もう一度読み返すことで点を線で結ぶように繋がり、色鮮やかなエンディングに出会える素敵な作品です。