これぞ大人の恋の始まり
師匠の元を離れて、花屋を営む政孝。
弟子をとろうとした矢先に突然現れた師匠。
『僕と師匠、二度目の人生の幕が上がる。』
で締め括られています。
ということは、一度目の人生はどうだったの?
「お前がいないと外食ばかりで、ちょっと太った」
なんて?
同居か同棲してたの?
住み込みで師匠の生活の世話をしていたのか?
短い(すみません)文字数なのに、無限の妄想もとい想像力をかきたてられます。
しっとりとうちに熱を孕んだ大人の恋情が、かいまみえる作品です。
とても続きが気になります。
余談ですが、姪っ子が華道の家元のところで住み込みでお弟子さんをしていました。
免状をもらう前に、そこがつぶれまして(笑)
その前歴があったので花屋さんに勤めてました。きれいなお花を扱い幸せを運んでくれる花屋さんですが、重いし冷たいしで実情はかなりきついお仕事のようでした。
(シチュエーションはまったく違いますが、似たキーワードがあったので)
素敵な作品を読ませて頂き本当にありがとうございました。