色鮮やかな雨が二人を包む
雨ってグレーでどんよりなイメージなのに、青木くんの周りではそんなイメージは一切ないくらいにキラキラでした。 主人公くんに見せる雨はどれも色鮮やかで、次はどんな『雨』を見せてくれるのだろうと思いながら読み進めて、最後に辿り着いた場所は白い紫陽花。 白い紫陽花の花言葉は『寛容』……読んだ後にはきっとこの言葉に納得させられます。 そんな素敵な作品でした。