雨にぬれた迷子犬に、愛する人の名前をつけようとするほど愛してしまっている人です
雨の日の空気や感覚の描写が秀逸です。
主人公には5年ほど付き合っている彼女がいて、そろそろ結婚話がきそうな雰囲気があった。
前半、どう転べばBLになるのか?
という、リーマンくんの日常です。
そのすぐ後に衝撃な独白が待っているんですよ。
『意識が飛ぶほどの快感。そんなの初めてだった。』
⬆️本文抜粋。
もうもうやられましたね。
だって、結婚を考えている彼女持ちですよ。
それが、やられる方なんてっ!
まして、1年前。
好物、大好物。
目がぎんぎんになって、わくわくしながら読み進めました。
私のうはうはの気持ちに反して、本文はしっとりとした雨が似合う大人の葛藤が描かれていきます。
彼女持ちのノンケをものにした攻めの口説き落としの作品でした。
素敵な作品を読ませて頂き本当にありがとうございました。