著者: 吐夢

夢と現実とゲームのはざまの吉田
地味で普通な吉田君はいつも眠れない。起きている時に通っている高校と、眠りに落ちた途端放り込まれるゲームの世界の間を、半分あきらめたように往復している。 ゲームと現実はリンクしそうで、繋がりそうで繋がらない。謎を残したまま進む中、吉田君と何やら意味ありげな精志朗さんとの距離も、近づいて行きます。 最後の最後の種明かしは、様々に想像を巡らせて読んできた私たち読者の期待に応えてくれます。 シャイだけど意外と主張も強い吉田君と、辛抱強そうな精志郎さんの、これからの関係はどうなってゆくのかな。 現実もゲームも生活の中に入りこんだ今の世界は全て誰かの読んでいる物語のような感じがしました。
8/18