血で語るのレビュー
突如現れた零と記憶喪失の佐助のやり取りが、最初は軽やかで明るかったこともあって、まさかラストに涙をそそられるとは思っても見なかったです。 零が人を殺した、と言ったのは、番にしてしまった佐助を一人残したことを悔いたということだろうなと感じ、悔恨滲む手紙と幼馴染に託した思いに胸が苦しくなりました。 救いなのはこれからも、春奈と交流が続いていくんじゃないかと思わせるようなラストだったことです。 とても感動しました。