桃太郎の願いは一つ
エモい!エモい!エモいです!!!(とっても大切な事なので3回言いました。) 淡々と語られる桃太郎と頭領の結婚までの経緯と2人の生活。始めはなぜそんな事をするのかまったく理解できない桃太郎の行動に頭領も読む側も戸惑い首をかしげるけれど、次第に明らかになっていく桃太郎の真実!! まるでマリオネットの様に与えられたミッションだけを粛々とこなし、自らの感情をいとも簡単に殺してしまえる桃太郎に哀れと愛おしさがこみ上げます。 なぜリアクションには「ハラハラ」「ドキドキ」「よくやった!」が無いのでしょう。 終盤、騙されて貞操の危機を迎える桃太郎を頭領が救出するシーンに強く強く思った事です。 際どいシーンの連続にハラハラドキドキ、嫌悪感を感じながらも頭領を想い、彼のためだけに自分の感情を殺してじっと耐える桃太郎に尊さと萌えを感じ、ついに桃太郎の為に仲間である島民を殴った頭領によくやった!と拍手喝采しました!! ラストシーンに桃太郎がとっておきのご褒美をもらった時は良いねが5回じゃ足りません!! 素晴らしいお話でした!! ありがとうございました!!!