時を越えた愛が…!壮大です。
一ページの中に、ぎゅっと壮大なストーリーが詰まってて切な愛のお話でした。 冒頭から、桃太郎は何かに惹かれて鬼ヶ島へ上陸。 これまでの旅で猿犬雉は、不慮の事故で死んでいる。 だがよく読むと、とても間抜けな死に方だ(笑) 桃太郎の思考の流れで進むストーリーは、とても自然で共感しやすい。 鬼に出会う。 鬼は桃太郎を三百年も待っていた。 三百年前の悲劇が語られる・・・。 鬼が孤独に耐え、ずっと恋しい人の無事を願い待っていた。 その事実に涙が溢れました。 SFじみていたけどストーリーに無駄はなく、世界観も統一されているので奇想天外ではない、かな。 この文が好きです↓ 「私は自分の恋人が、あの猿よりも機敏かつ知恵者であり、犬よりも忠実で、雉よりも剣術に長けた男であることを思い出した。そして、誰かを殺めるようなことは決してしない男であることも。」 鬼(たぶん直截)スパダリですね(笑) お伽噺のように財宝(結婚衣装の飾り)を持ち帰り、二度と追われないよう小細工して、あとはもうラブラブハッピーエンドですね。お幸せに!お二人のご多幸をお祈り申し上げます!