機械と人間の愛について考えさせられる物語
これはアンドロイドという存在について考えさせられてしまう作品でした(涙目)
家事代行アンドロイドであるカイさんと、カイを愛した人間の蓮くん。
心が宿るはずないと諦めていたのにプログラム以外の言葉で愛を返したカイさんに、人の心を見つけました。
けれど見つけてしまったからこそ、二人が一緒に過ごせるタイムリミットがずいぶん恐ろしくなってしまった。
そのリミットの過ごし方。切なくももどかしい愛に木樫の目が潤まざるを得なかった(号泣)
高度な技術が使われた電子機器は寿命が短いもので、そこに心があったなら、愛し合ったなら、別れの決断と葛藤が訪れるのは逃れられない運命なのでしょう……!
最後のシーンで叔父さんから届いたカイさんそっくりのアンドロイドが、中身も引き継がれていればいいなとべそべそしながら思いました(是非幸せになってくれ二人とも)
素敵なお話ありがとうございます!
木樫