ぜひ最後まで読んでほしい!
まず真咲くんの、自己肯定感低めの描写。きっと過去になにかあったのだろうと悟ってしまう、その描写がとても上手です。 自分は目立ってはいけない、明るく人気者の優磨くんとは比べものにならないから、優磨くんが自分を大事にしろと叱るシーンでも拗ねてしまう真咲くん。せつない!だがきっと、自尊心が低めならばそういう反応になるだろう。それがとてもリアル。 やっと素直になろうと思っていた矢先、まさかのトラブル。 彼のマフラーを返せず、しかし自分からは声も掛けられず、歯痒い思いをしている真咲くんは遠くから見ているだけ。 けれどお互い、気づいていたと分かった瞬間、このままハッピーエンドかと思いきや。 まさかのラストシーン!😳 家に連れ込んで好きな人の体を見れて、自分のために乱れてくれてくれていたら普通は嬉しいはずなのに、なんてせつないのでしょうか。 こんな自分は汚れている、と昔のように自分を責めて姿を消す真咲くんの心情。あぁ、切ない。 最後のページ、儚いですね。 まさに歪な愛を受け入れた瞬間。タイトル通り。 一気に読ませていただきました。 先が気になってどんどんページが進みました! 素敵なお話、ありがとうございました!