雪よ解けてくれるなのレビュー
藍沢の本気の駆け引き、何度読んでもやられます。心に迫るものがあります。藍沢は男臭くてかっこいいです。そして『おまえ、そんな顔して泣くのな』のセリフに、離れてた時間の長さ、と、いくら時が経っても変わらぬ愛、を感じ、ぎゅんぎゅんしました。
学生時代のすれ違った恋心には、とても切なく、心が締め付けられますが(ここの部分を長編物語で読んでみたいと思いました。)
そのすれ違った辛い時間を経験し、心に傷を負いながらも、もがきながら必死に前に進み、身も心も成熟した大人で再会したからこそ、このドラマチックな展開になったんだと…。彼らには全てが必要な時間だったんだと…。とても尊いです。
大寒波での運命的な再会は、サンタクロースから頑張ってた二人へのクリスマスプレゼントかな(*´艸`*)
雪の夜の素敵な物語をありがとうございました。