雪に願いし ぬいぐるみの恋のレビュー
黒猫のぬいぐるみに命が宿ります。 意志が芽生え、ある青年に心惹かれてしまったぬいぐるみサムは、禁断の取り引きをしてしまいます。 その取り引きとは如何なるものか、読み進めていくと切なくてたまらなくなり、ハラハラドキドキしました。 青年と過ごす温かな時間と、現実。 その時間が温かければ温かいほど、サムの願いはさらに強くなった事でしょう。 ネタバレしないよう結末は秘密のまま、ぜひ絵本を開くような感覚で心を真っさらにして読んで頂きたい作品です。 (毎度の事ながら、作者様の独創性溢れたストーリー創造には脱帽ですΣ(ノ∀`*)ペチッ)