ファーストコール ~恋するヤクザの処方箋~のレビュー
RENTAで、分冊版を5巻まで購入した後、このサイトで残りを読みました。面白い。
「大幅改稿して読みやすい分冊版」と紹介がありましたが、たしかに編集が入った商用のほうが読みやすかったです。
ウエブ版は、作者の香がプンプンする獲れたてといった感じで粗い部分があります。「ファーストコール」の分冊版購入は止めて、一冊の文庫にまとまったら商用版を買うことにしました。
この作品は、オメガバースでは無いので、ただ精神的なつながりの恋愛ものという点が少し残念。
『恋愛病棟 ‐シェーマの告白‐』も電子版で買いましたが、医療系サスペンスのBLが得意な作者さんなのですね。とっても面白かったです。
昔の作品が読めるウエブサイトの紹介が、ブログに掲載されていたので一通り読みました。
感想ですが、最近の作品の方が、読みやすい。書きなれて上手になっているからでしょうか、まとめ方が上手になっていて、読んで疑問やストレスがありません。なので、過去作品より、今の作品が商用で出たら買うことにしました。
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メモ:自分のための覚書。
『恋愛病棟 ‐シェーマの告白‐』番外編 に一部高良先生の恋人の登場場面あり。
本編は現在WEB非公開/文庫本あり、番外編のみ公開中。
https://estar.jp/novels/25571646
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『恋愛病棟 -シェーマの告白-』SHY文庫
★主人公水窪春馬の父の自殺の謎を探る物語。舞台となる医院は、ファーストコールと同じ。
シェーマ(しぇーま schema)とは:
医者がカルテを記すときに利用する、身体部位の絵図のこと。
★感想と疑問
トルクさんは、医療に詳しすぎる。現場に関わる人なのかもしれない。・・・『恋愛病棟 -シェーマの告白-』で一番好きな部分は、あとがきの「父が医者でした」です。
トルクさんの作品に込めた想い入れが、伝わってきました。