運命のオメガに王子は何度も恋をするのレビュー
ファンタジーでまだ序章ということもあって、物語の世界設定についての描写が多くてサラッとは読めませんが、その分だけ物語の設定がしっかり伝わってきました。 世界描写は非常に丁寧だと思います。 キャラクターも今のところ本当に嫌なキャラもいなくて、主人公も好感が持てますし、本編で更に現れてくるだろう各キャラクターの魅力に期待したいです。 試し読み部分ではオメガバースのBL小説というよりはファンタジー小説といった感じでしたが、この『世界』をベースに、どうオメガバースとしての物語が進んでゆくのか続きがとても楽しみです。