生贄に転生したけど、美形吸血鬼様は僕の血を欲しがりませんのレビュー
小説の世界にまさかの転生。しかもバッドエンド。もう絶望しかないようですが主人公トアが出会ったヴァルフィリスはかなりのイケメン。顔に見蕩れ流されてしまいがちですがトアは奮闘します。一緒に過ごすことで見える彼の本当の姿。噂や言い伝えに惑わされず自分の目で見て感じたものを信じる気持ちはとても大切だと思います。そしてその恋心がトアの心を更に強いものにしたのかもしれない。勇気ある行動にハラハラさせられました。色気溢れるヴァルフィリスですがその愛は純粋で優しくてとても心あたたまるものでした。この先も変わらず仲睦まじい様子が目に浮かびました。