記憶違いの黒狼王弟殿下は婚約者の代わりに僕を溺愛してくるのレビュー
空間移動魔法で猫獣人のエルヴィンの前にナゼか、大好きな黒狼獣人のルーク王弟殿下が空から降ってきた? 冒頭から、お話に惹き込まれました。 瀕死のルーク殿下を助ける為に飲ませた薬で、一命は取りとめたものの、副作用として『記憶違い』の症状が?? 密かに想いを寄せていたルーク殿下に、『記憶違い』が元で婚約者として溺愛されることになったエルヴィン。 本当の婚約者は別にいるのに…… ルーク殿下の思いに触れるたびに、どんどんルーク殿下に惹かれていくエルヴィン。 ルーク殿下の『記憶違い』なのだから、距離をとろう、これ以上好きになってはいけないとの、エルヴィンの心の葛藤がとても切なかったです。 でも、ルーク殿下からの溺愛は止まらず、このままこの愛を受け入れてほしいと何度思ったことでしょう。 お話を読み進めるうちに、ひとつずつ、ピースがつながっていくかのようなドキドキ感が堪りませんでした。 とっても素敵なハピエンです♡ 本当に楽しませていただきました。 作者様、ありがとうございました。