──甘く甘く溶けるような愛の味
僭越ながらレビューを書かせていただきます。
作者様の完結作品全て読ませていただきました。
本来ならば全ての作品にレビューをしたいところですが、ご迷惑になったら申し訳ないので、最初と最後に読んだ作品のみレビューを書かせていただくことにしました。
リアクションを1ページずつつけたので、通知がうるさいかもしれません;;;;
トウくん目線で語られていく物語。
彼がいかに悩み、悲しみ、諦め…一人で長い間人生を送って、寂しさを感じたのかに、心が締め付けられるような思いでした。
それを“慣れてる”とまとめる。
後半にある一誠さんの「愛されることに“慣れて”」のセリフを見た時、涙が止まりませんでした。
悲しい“慣れ”なんて捨てて、幸せな“慣れ”を得よう。
そんな優しさに幸せな気持ちになりました。
ラブドールに生まれたから故に辛いこともあったけど、ラブドールだったからこそ大好きな人…大切な人に愛されることが出来たのですね;;;;
作者様の表現の仕方はすっと心に落ちてきます。 とても読みやすく、物語の中に引き込まれます。
すごく好きな文章です。
甘い甘いわたがしを食べたときの、最初の一口目のじわっと広がる甘さ………そんなふうに感じております。
これからも応援しております。
作者様の作品に出会えてよかったです;;;;
かなりの長文失礼いたしました。
───甘く甘く溶けるような愛の味を2人に。
慈斗(しと)